任天堂の看板タイトルと言えばマリオシリーズで、その中でも本編と言える3Dマリオはまさに任天堂の顔とも言えるシリーズです。
今回はそんな3Dマリオシリーズについて、3Dマリオシリーズが結構好きな筆者がランキング形式で紹介したいと思います。
記事のタイトルにも”個人的”とあるように、主観に基づくランキング及びレビューであることをご了承ください。
目次
5位 スーパーマリオ3Dランド
第5位はスーパーマリオ3Dランドにさせていただきました。
今回のランキングの中では最下位ですが、楽しい作品であることは間違いありません。
本作は携帯ゲーム機としては初の完全新規の3Dマリオタイトルで、2011年に3DSで発売されました。
最下位にした理由はいくつかありますが、やはり目立ったものとしてはボリューム不足があります。
ノーマルステージが40に加え裏ステージが40で約80ステージが用意されています。
こうして聞くと結構ボリュームがあるように感じますが、1ステージのクリアにかかる時間が他作品に比べてかなり短いです。
加えて裏ステージは多くがノーマルステージを多少アレンジしたものになっていて、マリオ64やマリオギャラクシーのように、1ステージにつき複数の目標が設定されているわけでもないので、歴代の3Dマリオに比べたら凄くあっさりした内容に感じました。
当時はスマホゲームが本格的に台頭し始めた時代でもあるので、あえて手軽さを重視した結果かもしれませんが、フルプライスのゲームならばもう少し長く遊べるようにして欲しかったのが本音です。
多分子供の頃に定価で購入していたらそれなりにショックだったと思います。
まあ今なら中古で安く手に入るので、ボリュームに関しては致命的なデメリットとも言えないですが。
他には、3Dマリオとしては若干操作のレスポンスがいまいちだったように思いました。
フレームレートが抑えられているのも原因かもしれません。
悪い部分ばかり述べてしまいましたが、普通のゲームとしてみたら十分にハイクオリティですので、安くなっていることもあり多くの人におすすめできる作品です。
一応Amazonにも商品がありますが、今ならメルカリなどで中古で買う方が断然安いのでおすすめです。
4位 スーパーマリオ64DS
4位に紹介するのはスーパーマリオ64DSになります。
ちょっと思い出補正込の順位となりますが、僕が初めてプレイした3Dマリオが本作です。
DSで3Dの奥行きのある作品はそう多くないですが、本作はその中では圧巻の完成度を誇ります。
ボリューム的にも、手触り感も、グラフィックのクオリティもDSのゲームとしてはトップクラスの完成度です。
本家の64版のマリオに比べてポリゴン数がかなり増加していて、その他のグラフィックや挙動も64版から見違える出来になっています。
さすがにサンシャインほどではないにしろ、この頃のマリオは既に形がほとんど違和感の無い域に達しているように思いました。
3Dマリオ本編としては少し異色な作品で、メインとなる操作キャラクターが4体もいます。
初期キャラのヨッシー、バランス型のマリオ、ジャンプが高くて便利なルイージ、パワー型のワリオの4キャラが使用可能で、場面ごとにキャラを使い分けていくという珍しい作品になります(ここでもワルイージはハブ)。
コースは64版準拠ですが、新たなコースも小規模ながらいくつか追加されていて、集めるパワースターの総数が120→150へと増加しています。
マリオオデッセイで各所に見られた絵の中の世界に入る演出は本作が元ネタになっていて、主にキノコ城の中の各所に配置された絵の中でパワースターを回収するのが目的になっています。
3Dマリオ最初の作品ですが、純粋な難易度は3Dマリオシリーズの中でもかなり高い方で、攻略サイト無しで完全クリアを目指すのはかなり厳しいと思います。
僕は当時子供でしたので、攻略本を買ってなんとか完全クリアできました。
敵が強いとかではなく、隠し要素の発見が難解なのが難しいという印象です。
また、本作で印象的なのは羽マリオで、アイテムの羽を取ると頭に羽が付いて、完全に自由ではないものの、大空を飛び回ることができるようになります。
高いところから飛ぶと長時間ステージを一望しながら飛べるのでとても気分爽快です。
他には、おまけとしてミニゲームが収録されていて、結構な種類を楽しむことが出来ます。
中には同じくDSで発売したNewスーパーマリオブラザーズにも収録されたミニゲームもあります。
意外と奥が深くて長時間遊べるミニゲームが揃っているので、おまけというには豪華過ぎる内容となっています。
4人対戦のモードも実はあったりして、本来はパワースター集めで競うのですが、僕はよくいとこと鬼ごっこをして遊んでいました。
今となっては当時ほどは楽しめないかもしれませんが、複数人でも少し遊ぶことができる作品です。
現在は中古品しか購入できないと思います。
DSソフトなので、DSはもちろん3DSでも遊ぶことが出来ます。
ただDSには十字キーしかなく、立体的に動き回るのは不便だったのですが、3DSではスライドパッドで移動できますのでかなり快適です。
というわけで、現在プレイするなら3DSでのプレイをおすすめします。
WiiUをお持ちの場合はWiiUでバーチャルコンソールとして遊ぶこともできます。
余談ですが、WiiUVCスーパーマリオ64DSって、ハード名が混在していてカオスですよね笑。
また、DS版とは異なりますが、Switchのスーパーマリオ3Dコレクションに収録されている本家の64版のリマスター版も内容的にはだいたい同じなのでおすすめです。
3位 スーパーマリオギャラクシー2
3位は神ゲーと名高いスーパーマリオギャラクシーシリーズの2作目、スーパーマリオギャラクシー2になります。
記事のタイトルに”個人的”とあるように、だいぶ主観での話になりますが、宇宙が好きなんですよね。
大好きなマリオシリーズと宇宙のコラボというわけで、面白くないはずがなく、それはもうハマりましたよ。
背景の宇宙や大空の景色の中にぽっかり浮かんだステージと、その中を飛び回るマリオ。
この組み合わせがなんともたまらないんですよ。
本作では前作にはいなかったヨッシーが追加されているのも目玉要素で、ヨッシーに乗ることでアクションの幅が広がりました。
ワールドマップは前作とは異なり、2Dマリオのようなワールドマップになり、ステージもどちらかというと一本道のリニア式の構成になりました。
また難易度も一部のコースを除けばかなり初心者を意識したものになっていて、マリオらしい間口の広い作品と言えます。
ボリュームの方も凄いことになっていて、3Dで構成された個性豊かなギャラクシー(ステージ)が約50、メインストーリークリア後のグリーンスターを含めると、パワースターの総数は200以上にも登ります。
マリオシリーズはどれも水増しに感じるような要素が少ないので、これだけのボリュームで遊べるのは凄いことだと思いました(まあ、グリーンスターはその限りでもないですが)。
前作に引き続きオーケストラ音源が使用されているので、BGMが非常にリッチで雰囲気づくりに大きく貢献しているのも注目ポイントです!
ソフトも中古品になると思います。
以前ハードオフで、中古のWiiが500円くらい販売されているのを見て、時代の変化は早いなあとしみじみ思いました。
あの頃喉から手が出るほど欲しかったゲーム機がワンコインとは...。
Switchで発売されたスーパーマリオ3Dコレクションには、スーパーマリオギャラクシー2はなぜか収録されていないので、注意してください。
2位 スーパーマリオオデッセイ
堂々の2位は、2022年現在3Dマリオシリーズ最新作のスーパーマリオオデッセイです!
今までの3Dマリオの集大成のようなお祭り感あふれるゲームとなっていて、新しい要素ももちろんあるのですが、同じくらい過去作のオマージュネタが満載な作品になっているので、過去作を遊んだ人ならより一層楽しめる作品となっています。
スーパーマリオオデッセイの単体でのレビューはこちらで詳しく行っていますので、興味がありましたらご覧ください。
shirosgamereview2021.hatenablog.com
新しい要素といえば、やはり帽子を使ったアクションで、敵に帽子を当ててキャプチャーすれば乗り移ることができ、アクションの幅が大幅に広がっています。
また本作はオープンワールドではなく一定の広さの箱庭マップでステージが構成されていますが、このマップの中の密度がすごいことになっています。
少し歩いて進んでいけば気になる箇所がいくつも見つかって止め時が見つかりません。
そして何と言っても本作のパワームーンの数は恐ろしいほど用意されているので、かなり長い時間遊ぶことができてしまいます。
正直大人になってくると、単にゲームのボリュームが多いこと=良いこと、とは思えなくなってくることもあるのですが、このゲームは水増ししたような要素が殆ど無いので飽きずに延々と遊ぶことができます。
そしてもう一つ注目したい点は、グラフィックのクオリティが凄いことです。
任天堂のゲーム機ってスペック勝負ではないので、マシン性能的にはプレステなどには敵いませんが、本作のグラフィックを見ると、Switchって決して性能の低いゲーム機ではないんだなと思い知らされます。
目で見た限りでは、全てのステージで1080p60fpsで動いているように見えましたし、グラフィックの作り込みもプレステのソフトに引けを取らないくらいクオリティが高いです。
都市の国とか凄過ぎますよ、ホントに。
普段からゲームをしない人からしたら、グラフィックの綺麗さなどはあまり気にならない部分かもしれませんが、任天堂はソフト開発の技術力においても一流なことが本作から分かります。
1位 スーパーマリオギャラクシー
栄えある第1位は、スーパーマリオギャラクシーです!
いや、正直オデッセイとかなり悩みましたが、思い出補正と個人的な興味の問題でスーパーマリオギャラクシーを1位にさせていただきました。
上にも書きましたが、やはり宇宙の雰囲気が好きなんですよ。
じゃあなぜスーパーマリオギャラクシー2は3位なのかですが、あちらは宇宙というよりどちらかといえば大空、青空を舞台にしたようなグラフィックなんです。
それも美しいといえばそうなんですが、初代スーパーマリオギャラクシーでは群青色の宇宙を背景にマリオが飛び回る画作りとなっていて、背景における宇宙度がスーパーマリオギャラクシー2に比べて遥かに高くなっています。
拠点となるほうき星の天文台でも、眼下に広がる星の景色がそれはもうたまりません!
加えてBGMも秀逸で、マリオシリーズでは初となるオーケストラ音源を使用することで、宇宙の壮大さや神秘感が全体を通して醸し出されています!
ワールドマップも、2では2Dマリオのような単純に線でつながったものになっているのに対し、1では太陽系のように、円を描いて公転している感じの星を選択する形式になっていて、雰囲気が宇宙っぽさを増しています。
とまあ、こんな感じで純粋な宇宙をモチーフにしたのはこのスーパーマリオギャラクシーだけといえます。
比べると2の方がボリュームがあり、アクションの豊富さもおそらく上なのですが、雰囲気の観点や星の個性、全体のバランスを考えると、個人的には1の方がお気に入りです。
体感ですが、難易度は若干1の方が難しく感じました。
また、1と2はパラレルワールドとなっていて、ストーリー的なつながりはありません。
なのでどちらから始めても大丈夫です。
1の方は、本作が初出のロゼッタに踏み込んだストーリーを見られるので、ちょっぴりシンミリした雰囲気が全体を通して漂っていて、2の方は全体的に明るくコミカルないつものマリオといった雰囲気になっています。
今から遊ぶなら、HD画質に対応したSwitchのスーパーマリオ3Dコレクションがおすすめです。
2022年12月2日発売の、マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトルは本作をモチーフにしていると考えられます。
他社とのコラボ作品なのでそちらは少し異色な作品となっていますが、マリオギャラクシーの雰囲気が好きなら一考の価値はあるかと思います。
任天堂と海外大手のUBIソフトが関わっているのでクオリティはお墨付きです!
まとめ
2位 スーパーマリオオデッセイ
4位 スーパーマリオ64DS
5位 スーパーマリオ3Dランド
という結果になりました。
ん?、初代64とサンシャインと3Dワールドが入っていないって?
そうです、こんなレビューを紹介しておいて何ですが、恥ずかしながら未プレイでございます。
当時ゲームをほぼしない生活だったのも原因です。
スーパーマリオ64についてはDSのリメイク版を完全クリアしたので今後もプレイしないと思いますが、サンシャインと3Dワールドは早いうちにプレイしておきたいですね。
本当は全部プレイしてからこの記事は紹介するつもりでしたが、いつになるか分からないので不完全ながら紹介させていただきました。
今後その2作品に関してはクリアしたタイミングで後この記事に加筆していく予定です。
完全な最新作としては、2017年のスーパーマリオオデッセイ以来新作が途絶えているので、そろそろSwitchで2作目が発売されても良い頃なんじゃないかなーと思い続報を待っています。
Wiiの時も2作品出していましたし、Switchでは据え置き機事業と携帯機事業を統合しているので本当ならもっと速いペースで3Dマリオ本編を出してくれると思っていましたが、未だにアナウンスすらありません。
マリオカートでは大幅な追加コンテンツがありますし、ゼルダも来年5月に次回作が発売されるので、そろそろ新作の3Dマリオ本編も拝みたいところではあります。
つ、つくってますよね?💦
このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、よろしければ他の記事も読んでいただけると嬉しく思います。
コメントや質問がありましたら遠慮なくご連絡ください!
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m