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SwitchPRO発売の噂について思うこと【デメリット】

最近のゲームニュースなどを見ていると、SwitchPRO(仮)なるものが話題になっています。

新しいゲーム機が開発されることはゲーム好きとしてはワクワクする反面、貧しい消費者の立場としては色々思うことがあるので今回記事にさせていただきました。

SwitchPROが発売される場合のメリット・デメリットに分けて紹介していきたいと思います。

 

 

目次

 

 

 

 

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なぜSwitchPROの噂が立つのか?

最近海外のリーク情報記事などをもとにSwitchPROの噂が広まっています。

なぜこんなにも噂が流れるのでしょうか。具体的な開発情報が漏洩している可能性もあるとは思いますが、それ以上に今までのゲーム機の歴史が信憑性を増しているのだと思います。

これはSwitchの前世代機、ライバル機の存在が大きく関わっていると思います。

具体的には、3DSPS4です(あまり古いハードについては知識が乏しいです、すみません)。

 

この2つに共通することは、どちらも同じソフトを扱う同世代ハードとしての上位互換機が存在することです。New3(2)DSシリーズ、PS4PROがそれにあたります。

 

大雑把にその世代のゲーム機の状況を見てみると、比較的売れ行きの良い3DSPS4と、どちらかというと存在感の無かったWiiUPSVitaが上げられます。

そして、同ハード内の上位互換機が発売されたのは売れ行きの良かった3DSPS4においてで、WiiUPSVitaでは発売されていません。

 

このように、今後は売れ行きの良いハードでは上位互換機が発売する!というのが、消費者の頭に刷り込まれたのだと思います。

 

DSの頃も、後期にDSiという、CPU・メモリ性能の向上、カメラの搭載や専用のダウンロードソフトが遊べるなどのアップグレード版が発売されましたが、パッケージのソフトを遊ぶ分には初代DSやDSliteと画面の大きさ以外変化はありませんでした。

 

 

過去具体的に上位互換機で変わったこと

New3DSシリーズではCPU性能の向上などに伴って一部ソフトの処理速度が向上しフレームレートが安定したり、ロード時間が短くなったりしました。モンハンなどのビッグタイトルでもその性能アップの恩恵が受けられます。またWiiUからの移植作「ゼルダ無双ハイラルオールスターズ」では、画面に表示される敵の数がNew3DSでは多くなります。

PS4PROでは、CPU・GPUなどの性能アップにより、多くのソフトでの4K解像度への対応やフレームレートの増加・安定、ロード時間の短縮、グラフィックの向上などの恩恵があります。

 

どちらの上位互換機も通常のソフトを遊ぶ上でもゲーム体験が向上する点が共通しています。

 

 

SwitchPRO(上位互換機)を出すことのデメリット

 

人によってはがっかりする

確かに上位互換機が発売されることは、Switchの発売初期から遊んでいるユーザーからしたら、数年使い込んだ頃の買い替えとなるので不満は少ないでしょう。

また、SwitchPROが初めてのSwitchの購入になる人も、不満はないことでしょう。

 

しかし問題は、SwitchPROが発表される直前に購入した人たちです。

企業側としては、上位互換機を公式発表してしまったら当然それまでのSwitchの販売は減るので、発売の直前まで開発していることは秘密にするはずです(にしても任天堂は発表から発売までの期間が短すぎると思いますが)。

 

そして、けっして安い買い物ではないゲーム機の購入直後に、上位互換機が発表されたらどうでしょうか。経済力のある人なら後悔はしないでしょうが、Switchは子供のいる家庭でも遊ばれているはずです。

自分が小中学生だったら確実にショックを受けると思います。そして、少なくない人たちが、上位互換機が出ることによってそういう境遇になると思います。

 

実はNew3DSは初期型3DSに比べれば大した売り上げを残していません。New3DSの機能をフルに使ったNew3DS専用ソフトも、僕の知る限り2本くらいしか販売されていません。

任天堂は前世代機となる3DSでそのような経験をしているので、安易に上位互換機を出すとは思えない部分があります。

 

ソフト開発における負担の増加

正直これが、僕があまり上位互換機の発売を喜べない部分です。

上位互換機を発売する以上、その性能を活かしたソフトを開発したいですよね。でも、同じソフトを扱う以上現行のSwitchでもプレイできるレベルにソフトを仕上げることは必須と言えます。

 

もちろんそれぞれの機種によって解像度やフレームレート、またはグラフィックのディテールまでを完全に最適化できるようにソフト開発側が対応してくれれば問題ないですが、それだって簡単な作業ではないはずです。

 

ソフト開発の経費は、できるものならどこの企業だって抑えたいものです。携帯モードとTVモードで挙動を変える手間はあるものの、現在Switchはソフト開発が比較的しやすいハードと言われています。

これはかなりゲーム機の売り上げを左右する要素で、本家の任天堂はもちろん多くのソフトを供給してくれるでしょうが、サードパーティ製のタイトルの量はそれ以上に大切だと思います。

 

ソフト開発のしにくさで苦戦した例としては、PS3WiiUなどがあります。それぞれハードが独自の設計だったために、同系列の他のハードに比べるとソフトの供給が少なくなってしまったと言われています。

 

そこでSwitchPROが発売されるとどうなるのかですが、もしSwitchPROが現行の標準Switchのように携帯モードとTVモードで使い分けられる設計だった場合、ソフト開発側に要求される設定は、現行機とSwitchPROの、それぞれ携帯・TVモードが必要なので合計4種類ものパフォーマンス設定することが求められます。

 

僕の個人的意見ですが、スマホやPCではなく家庭用ゲーム機でゲームを開発する一番のメリットは、同一のハードにおけるパフォーマンスのみを考えてソフトを開発できる点だと思います。

 

スマホやPCは最先端のものはハイエンドですが、一般に普及しているものは基本的に何年も前の型落ちですし、格安スマホはあえてスペックを低くすることで値段を抑え販売しています。

特にスマホゲームの場合、より多くの人にプレイしてもらうためには、GPUやCPUへの負荷が軽いアプリでなければいけません。型落ちスペックのスマホでまともに動かないと困るからです。

なので、いくら時代の最先端のハイエンドスマホが登場しても、その機能をフルに使ったゲームはなかなか開発されないでしょう。PCの場合はおそらく何段階ものグラフィック設定があり選択式になっているとは思いますが、それらの設定を作成するのもたやすいことではないでしょう。

 

ところが、家庭用ゲーム機では消費者が皆同じスペックのゲーム機を持っているので、いちいち個人の持つハードのスペックを考慮してグラフィックなどの設定をいくつも作成する必要は無いですし、ハードの持つパフォーマンスを最大限生かしたソフトを開発することもできます。

 

と、以上が家庭用ゲーム機でソフトを開発するメリットなのですが、もしSwitchPROが発売されたとすると、ソフト開発者は先述の通り最大4つのモードに適したパフォーマンス設定をする必要が出てきます。これではせっかくの家庭用ゲーム機でのソフト開発のしやすさが損なわれてしまい、ソフトの供給量が減ってしまうのではないかと危惧しています。

 

突き詰めればソフトの完全版商法のようなもの

極端に言ってしまえば、上位互換機を出すのは昨今スクエニ製ソフトなどに注目されるような完全版商法のようなものだと思っています。最近ではドラクエ11シリーズが話題となりました。

やっぱり誰だって同じゲームをより綺麗な画面でプレイしたいと思うはずですし、ソフトならまだしもハードが随時更新されるというのはあまりいい気はしません。

 

完全な次世代機が発表されるのは時間の問題ですし、そもそも遊べるソフトが違うので、現行機を買ううえでそこまで問題にはならないと思いますが、中途半端な上位互換機の発売というのはそれまでに購入したユーザーを切り捨てているように感じます。

 

PSも、同世代内で代々違う型番の機種が数年おきに発売されてきましたが、それらはおもに年月を経て安くなり小型化したパーツで生産しているだけで、小型化・軽量化・消費電力軽減などが主な目的で、PS4PROの発売までは性能を上げた上位互換機というのは発売されてきませんでした。

  

任天堂のゲーム機にどこまで求めるのか

DSの時代からそうですが、任天堂はハードのGPUなどの性能が売りなわけではないと思います。確かにいつも時代のギリギリ許容できる際どいラインの性能のゲーム機が多く、発売直後ならともかく後半戦ではどうしても性能が足を引っ張りがちなのは否めないかもしれません。それは3DSでも感じていました。でもいつもそれをデメリットに感じさせないくらい楽しいゲームソフトがたくさんありました。

 

PS4はそれはそれで綺麗な画質のゲームに感動しつつ楽しませてもらっていますが、SwitchはSwitchで、画質じゃないゲーム性の楽しさを追求するハードとして、いい棲み分けだと思っています。

 

もし今任天堂まで他社の画質競争の波に乗ってしまったら、ゲームシステム自体の楽しさより、画質にばかり労力が割かれるゲームばかりになって、見た目の技術は進んでも中身の進歩が少なくなってしまいそうです。

 

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでは、確かにPS4の大作ゲームには見劣りするグラフィックですが(筆者には十分綺麗ですが)、その画期的なゲームシステムは後のゲームに大きな影響を与えましたし、独特な水彩画のようなアニメ調のグラフィックは後のソフトにもパクられてオマージュされています。

 

確かに性能はPSなどと比べたら大したものではないかもしれませんが、そんな中、よく考えられて作られたソフトは画質が低くても楽しいものです。

 

よくPSシリーズのライバルとしてXBOXシリーズがあげられますが、結局素人の目からしたらそれら2つのマシンのスペックは誤差にしか見えないと思います(切磋琢磨してお互い高めあっているのは凄く良いと思いますが)。

結局ソフトが問題なく両方の機種で動くようにサードパーティの開発者は考えると思いますし、そういう意味でPSとXBOXでのゲーム体験に大きな違いはないんじゃないかと思います。

 

そんな中、Switchではその性能の低さも相まってSwitch独占のソフトというものが多いように感じるので、PSやXBOXと良い差別化ができています。

任天堂はソフトの面白さをけん引するものとして、ハードの性能をけん引するその他勢力とある意味良いライバル関係になれている気がします。

 

 

その他思うこと

昨今のテレビは大型化していますし、リビングの大きなモニターでゲームをする人には、FullHD やそれ以下の解像度のソフトも多い現行Switchでは物足りないという人が一定数いるのは事実だと思います。

でも任天堂が4K対応にするのは次世代機からだと予想しています。そしてSwitchPROなる上位互換機は発売されないのではないかと思います。以下その理由です。

 

発売から4年が経過している

Switchは2017年3月3日発売ということで、すでに発売から4年以上経過しています。

New3DS3DS発売から3年と7か月後に発売、PS4PROはPS4発売から3年後に発売されています。

 

任天堂のハードは5,6年で次世代機へと移行しますが、Switchは長期に運営すると公式からも発表があるのでおそらく6年くらいの寿命だと思います。

 

さすがに遅くないですか?任天堂ソニーにくらべてハードの入れ替えが早いので、なおさら今後上位互換機を発表・発売するのは遅く感じます。

 

供給が足りない

転売という言葉を昨年からよく聞くようになりましたが、マスクに次ぐ転売被害にあったのがSwitchではないかと思います。そしてそれは今も続いています。残念なことですが、近所の電気屋に標準のSwitchはありません。

 

7000万台以上を売り上げているSwitchですが、本当に欲しい人の手に行き届いている状況ではありません。現行機すらこんなに長い品薄が続いているのに、その上位互換機を十分な作り溜めなしに売り出したら、それはもう完全な次世代機が出るまで、転売などの被害から全く手に入らない状況が続くんじゃないかと思います。

 

改善してほしいことはある

筆者個人の意見としては、GPU性能などを上げた上位互換機を出すメリットは薄いと思います。

 

が、現行機から改善してほしいことはあります。それは、ジョイコンの壊れやすさです。巷では話題になっていますが、どうもスティックの部分が脆いようです。

個人的にLRなどのボタンもなんか押し心地が貧弱ですぐ壊れそうです。

壊れそうで怖くて使えないので仕方なく安い海外製品を使っています。

 

もう少し何とかなりませんかね。スティックは3DSと同じようにスライドパッドにしておいた方が壊れにくかったんじゃないかと思います。

 

あと値段も高すぎます。コントローラーはできれば純正品を使いたいのですが、純正のジョイコンもプロコンも高すぎます。

色んな機能をつけたせいで、手の届きにくい値段かつ壊れやすいならば、Wiiクラシックコントローラーみたいにシンプル設計で良いので安くて壊れにくいコントローラーを純正品にしてほしかったところです。

 

あと細かい話になりますが、筆者は携帯ゲーム機には毎回画面の保護フィルムと保護ケースを付けるようにしています。

Switchにも当然付けようと思って同時に購入したのですが、なんとドックに入りません

ちゃんとドック対応を謳っている商品を買ったのに。どちらか一つなら大丈夫なんですが、両方付けると入りません。普通にショックでした。仕方ないので保護ケースは外して使っています。

改良型のドックを開発するなら是非ゆとりのある設計にしていただきたいです。

 

 

まとめ

個人的意見としては、何か新しい商品を出すなら壊れにくいジョイコンなどの付属品などに留めていただきたいです。新しい本体を売られるのはあまりいい気はしません。

 

保証は全くしませんが、筆者はSwitchPROの情報は嘘だと思っています。今後の次世代機の設計図が漏出したなら分かりますが、SwitchPROを世に出すメリットは少ない気がします。

まあ、出ないでくれっていう筆者の希望的観測です。

 

 

当ブログでは他にも筆者が実際にプレイしたソフトのレビューなどを掲載しているので、興味がある方はご覧いただけると嬉しいです。

本記事を置読みいただきありがとうございました。