シロウ's ゲームレビュー(仮)

実際に筆者がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームに関する情報、購入した商品のレビューなどを中心に投稿しています。

【個人的神ゲー】ジャストコーズ3トロコンレビュー・感想

 

 

今回は個人的に神ゲーだと思っているジャストコーズ3についてレビューしていきます。

 

正直荒削りに思う部分もありましたが、それを差し引いても本作の爽快感は他のゲームでは得られない程別格なものだと思いました。

 

 

発売日は2015年と少し古い作品になりますが、今のゲームにも勝る魅力がある作品なので、実際にトロフィーコンプリートした僕が良かった点・惜しい点を中心にレビューしていきたいと思います。

 

合わせてご覧ください。

shironoshiro.com

 

目次

 

良かった点

とにかく移動が楽しいオープンワールド

以前PS4のマーベルスパイダーマンのレビューをさせていただきましたが、本作は操作感こそ違えどスパイダーマンに匹敵するほどの楽しい移動手段が豊富に用意されています。具体的には以下のような移動手段があります。

 

などなど...ここに上げた以外にも乗り物が用意されていて、乗り物ごとに種類も豊富なので移動に飽きることはほとんどありません。

 

この中でも本作に特徴的なのはやはりグラップリングフック・パラシュート・ウィングスーツです。

これらは主人公の初期装備で、いつでも使うことが出来ます。

 

グラップリングフックで高速ワイヤーアクション!

 

パラシュートで優雅に滑空できます。

 

いつでもウィングスーツを展開でき、高速移動が可能!

 

これらの3つの移動手段を組み合わせることで、ものすごく爽快で自由度の高い移動を行うことが出来ます。

 

スピードも尋常ではなく、車やバイクに乗るよりも速く移動できますし高いところも難なく登ることができるので、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドよりも移動に関しては自由度の高い作品といえます

 

他にも様々な移動手段が用意されています。

 

 

移動の楽しさという点ではトップクラスのゲームで、オープンワールドマップはありえないくらい広いのですが、その広さをフルに活かせる快適で楽しい移動手段が揃っています。

 

 

個人的にオープンワールドゲームの弱点は長い距離を移動させられる事による退屈さがあると思うのですが、本作はファストトラベルを使うのがもったいなく感じるほど移動が楽しいです

 

 

 

 

破壊に重点を置いたアクションの楽しさが秀逸

本作の目玉要素といえば、様々なオブジェクトを破壊できることです。

 

軍事施設をはじめ街の中にもあらゆる場所に破壊可能なオブジェクトが設置されており、これらを片っ端からぶっ壊していくのがこのゲームを進める上で基本になっています。

 

このような燃料タンクも

銃撃を浴びせることで大爆発を起こすことができます!

 

街にいくつも設置されているうるさいスピーカーもぶっ壊しましょう。



特筆したいのが、この破壊作業がとにかく爽快感抜群なことです。

他のゲームではまず体験できないような大規模な破壊を本作では楽しむことができ、看板やスピーカーといった地味なものから、燃料タンクや巨大な鉄塔までぶっ壊す快感はかなりのものとなっています。

 

しかも敵の軍備だけでなく、ガソリンスタンドや大きな橋もなんと破壊することができてしまいます

 

ガソリンスタンドはかなり大規模な大爆発を起こします。
設置型爆弾を使えば、大きな海上架橋も破壊できてしまいます。

 

しかもこれらは1度破壊しても何度でも復活する仕様なので、何度でも破壊を楽しむことができます。

 

 

今どきのゲームでは細かなものに干渉できたり壊したりできるものは多々ありますが、本作ほど大きくて多彩なオブジェクトを破壊できるゲームはそうそう無いと思います

 

 

 

 

グラフィックが色鮮やかで美しく、なおかつ非常に遠景まで描写されている

本作は洋ゲーでおなじみのフォトリアルなグラフィックとなっていますが、とりわけ色使いが鮮やかなのが特徴です。

 

綺麗な花畑。色が鮮明で花の一本一本のクオリティが非常に高いです。

ひまわりの種の模様まで細かく作り込まれています。

空の雲の形や空気感も非常にリアルです。

 

色が原色寄りのパキッとした色合いとなっていて、生い茂る木々や美しい花畑、晴れ渡る青空などの表現が秀逸なものとなっています。

 

というのも、画像を見ていただければ分かるように舞台が地中海ということもあって、このような色使いが暖かい地中海の空気感と非常にマッチしているんですよね

 

このようなリアルだけど鮮やかな色使いのおかげで、本作ではフィールドの各地でリゾート気分を味わうことができます

 

コロナでの自粛が長引いていますが、本作は観光気分を味わいたい方にもおすすめできます

 

 

 

また本作は水の表現にも非常に力が入れられていて、広大な海はまさに超実写級のクオリティとなっています。

 

水面に反射する光の表現まで実写以上の美しさです。

 

しかも本作は水中にも潜ることができるので、水中の世界も少し堪能することができます。

地味に水中の岩や草まで作り込まれているのも本作のすごいところです。

 

ただし、潜ることはできますが使用する機会は少なめで、敵の弾幕を避けたい時や一部のミッションや収集物集めの時しかほとんど水中に潜る意味はありません。

 

せっかく作り込まれているのに使用する機会が少なくてもったいない気もしましたが、クオリティの高さには驚かされました。

 

 

 

そしてもう一つ特筆したいのが、遠景の描写の優秀さです。

 

本作のフィールドの広さは尋常ではなく、オープンワールドゲームの中でも破格の広さを誇ります。

調べた所、あのゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの約14倍にも達するようです。

 

まあフィールドの大部分は海となっているので単純比較はできませんが、これだけの広さの行動範囲を用意したのは単純に驚きですね。

 

 

そんな本作ではその広さをフルに感じられるように遠景の描写が非常に遠くまで描かれています

 

ゲームによってはゲーム性の維持のためや処理性能の問題で遠景の描写が描かれていないものもあるようなのですが、本作は規格外の広さのオープンワールドゲームにも関わらずフィールドの端に位置するような島まで一望できてしまいます

 

奥の方の大きな島もしっかり描写されています。

さらに奥の方にある、フィールドの端の島々まで一望することができます。

 

地味に思われるかもしれないですが、遠景まで描かれることが本作の立体的な移動の自由さ・広大なフィールドと合わさって爽快さやビジュアル的な楽しさが何倍にも増しているんです

 

 

例えば本作ではヘリコプターや飛行機、DLCで手に入るバベリウムウイングスーツを使うことでとんでもない高さまで飛ぶことができるのですが、そこから見下ろす景色の壮大さは半端じゃありません。

 

ヘリではるか上空まで飛んで、そのままスカイダイビングすることができます。

 

これがゲームだからこそ、スカイダイビングの爽快さと景色の美しさを手軽に体験できてしまうんですよね。

 

 

本作はゲームの性質上高いところに簡単に浮上することができるので、景色を一望する機会が多々あります。

これが遠くまで描写される景色とフィールドの広さと相まって、どこを飛んでいても美しい景色と爽快さを感じられる作りとなっています。

 

本作はそのあたりの感覚を大事にして作られていることがグラフィックへの作り込みによってすごく伝わってきます。

 

細かい部分ですが植物の種類も豊富で、不規則な間隔で生えているのが非常にリアルです。

 

 

まとめ

  • フォトリアルだが色の鮮やかさが際立っていてリゾート気分が味わえる
  • 水の表現の作り込みが非常に優秀
  • 立体的な移動の自由さ✕規格外の広さのオープンワールド✕どこまでも見渡せる遠景の描写 の組み合わせにより視覚的な爽快感がものすごい

 

 

 

 

チャレンジが非常に豊富に用意されている

 

本作にはRPGのようなレベルの概念はありませんが、主人公を強化できる要素としてGEAR MODがあります。

 

GEAR MODにはウェポンMODやエアビークルMODなど様々な種類があり、主人公の装備や車や飛行機などの性能をアップさせることができます。

 

 

もちろんタダでアップグレードできるわけではなくて、フィールドの各地に点在するチャレンジをクリアすることで強化に必要なギアを集めることができます。

 

 

そしてこのチャレンジが非常に豊富に用意されていることが本作の特徴で、本作一番のやりこみ要素となっています。

 

チャレンジごとに評価の基準が用意されています。トロコンを目指すならギア5を取らなければいけません。

ウィングスーツチャレンジでは空中に設置されたリングの中央をくぐり抜けることが目標となっています。

 

チャレンジの種類は、高い場所からウィングスーツで飛び降りて指定の輪をくぐり抜けるチャレンジや、車で爆走して最速を目指すロードレース、的当てゲームの感覚で楽しめる射撃チャレンジなど多種多様です。

 

 

クリアするだけならそこまで難しくありませんが、最高評価を得るためにはかなり難しいチャレンジがいくつか存在します。

 

トロフィーにも影響してくるのですが、完全クリアを目指すのならば少し大変かもしれません。

一応コツとしては、まずは3~4くらいの評価を各地で回収していき、GEAR MODを最終強化してから最高評価である5を目指すといいと思います。

 

 

個人的にはこのくらいのやりこみ要素なら飽きずに楽しめましたが、もっとカジュアルに本編だけを楽しみたい人には蛇足に感じてしまうかもしれません。

それくらい数が非常に多いです。

数が非常に多いのでコツコツ消化しておくことをおすすめします。



 

 

操作が意外とシンプル

 

本作は多彩な武器や乗り物、ガジェットを駆使して縦横無尽に飛び回りながら戦うことができますが、意外にも操作性はシンプルで覚えることはそんなに多くありません。

 

 

最初はグラップリングフックやパラシュート、ウィングスーツでの移動に少し戸惑うかもしれませんが一度慣れるとかなり直感的に移動できるようになります。

 

というのも、本作のアクションはほとんどが1ボタンで発動するようになっているので、ボタンの組み合わせやコンボなどのコマンドが少なく比較的すぐに覚えられるようになっているんです。

 

 

その弊害としてダッシュや回避ができなかったり、しゃがむことすらできないので地上戦で敵の弾幕を避けるのは困難になってしまっていますが、空中戦に重きを置いているのでそこまでデメリットには思いませんでした。

 

 

TPSの延長線上の感覚でプレイすると不自由に感じるかもしれませんが、アクションゲームに銃撃戦をプラスした程度だと思えばそこまで違和感は無いと思います。

 

 

 

 

惜しい点

 

ミニチャレンジが非常に豊富だが、人によっては苦痛かもしれない

 

良かった点の方にも書きましたが、本作のチャレンジは非常に多いです。

 

いずれのチャレンジもオープンワールドの広い敷地を活かした面白いものとなっていますが、あまりにも数が多いので人によっては邪魔に感じるかもしれません。

 

 

本作は破壊を楽しむのが1番の目玉要素となっているので、やりこみ要素を楽しみたい人とはちょっとターゲットが違うように思います。

 

しかしある程度はチャレンジもこなしていかないと行動の制限が多く本作を100%楽しめないので、本作の爽快感をフルに堪能するためにはかなりのチャレンジをクリアしていかなければいけません。

 

 

個人的にはこういったやりこみ要素は苦にはなりませんが、このゲームに関しては大雑把にゲームを遊びたい人がプレイすることが本作のコンセプトからしても多い気がするので、ちょっと苦痛になるかもしれません

 

 

また、チャレンジ要素が多いので周回プレイを楽しみたい方にも不向きだと思います。

幸いストーリーはおまけ程度なのでもう一度始めからプレイするメリットはあまり無いと思いますが。

 

 

 

 

チャレンジの時毎回通行人や車がランダムに配置される

本作のチャレンジの問題点として通行人や車がランダムで配置される点があります。

 

一度やり直しをすると前回とは違ったタイミングで突然車が飛び出てきたり、歩行者が邪魔な場所を通っていたりするので非常に鬱陶しく思いました。

 

特にコンマ1秒を争うようなレース系のミニゲームではせっかく途中まで上手く行っても運で邪魔されることが多々あったのでかなりストレスを感じました。

 

 

チャレンジの時くらいは車や歩行者をなくしたり、邪魔にならない場所に配置されるような配慮があっても良かったと思います。

 

 

 

 

車やバイクの挙動のクセがすごい

本作は非常に多種多様な乗り物に乗ることができますが、操作性について言えば完成度は完璧とは言えません。

 

特筆したいのは車とバイクの挙動です。

 

これらで普通に走っていると、僅かな地面の凹凸に反応してしょっちゅう車体がフワっと中に舞うことになります

 

僅かな凹凸で車体が浮いて制御が難しいです。

 

チャレンジなどで道なき道を突き進むことも多いので、この重力が小さいような安定性の無い挙動には悩まされました。

 

 

またバイクの場合はさらに酷く、スピードを上げるとタイヤが簡単にスリップを起こして方向の制御ができなくなります

 

なのでせっかく性能の良いバイクでも、爆走するには制御にコツが要り難しいのが残念でした。

 

 

その他ゲームの性質上仕方ないことではありますが、本作の車や飛行機、船などは小さなダメージでも大爆発を起こすのでかなり危険だったりします。

もちろん車内にいれば即死なので、敵の弾幕がある時はかなり注意が必要です。

 

 

 

 

超広大だけど、それ以上にスカスカなオープンワールド

良い点の紹介で、本作はゼルダの伝説ブレスオブザワイルドと比較してフィールド面積が10倍以上あるとお話しましたが、干渉できる人や物の密度に関してはそれの10分の1どころではありません。

 

本当にだだっ広いだけで、スッカスカです。

 

 

いや、一概にその無駄とも思えるような広さが悪いわではなく、本作の縦横無尽なアクションをフルに堪能するにはむしろいい部分もあるとは思っています。

 

しかし1つ疑問に思ったのは、ストリアーテ島という本作最大の島のスカスカ具合についてです。

 

 

実はスカスカと言っても、前半に訪れる島々までは並のゲームに劣らないくらいの密度はあると思うのですが、問題は後半に訪れることになるストリアーテ島の、特に上半分の領域です。

 

本当にスカスカです。

たまに建物の残骸があったり、森や草原などはもちろんありますが、干渉できるようなオブジェクトは小規模な軍事基地くらいしかありません。

 

 

ストーリーの進行上も訪れることはほぼ無いですし、なんのために作られた場所なのかただただ謎でした。

当初はDLCで何か追加される場所なのかとも思いましたが、それもありませんでした。

 

もしかして予算が尽きてしまったのでしょうか。

 

 

 

真相は謎ですが、僕は任天堂製のゲームに見られるようなどこに行っても無駄のないゲームデザインに慣れてしまっているので、本作の無駄なエリアはなんとなく不完全な感じがしてモヤモヤしてしまいました。

 

 

あとマップの左下の方に、ストーリー上1度も訪れない小さな島があったのですが、これはなんだったのでしょうか。

 

DLCでもまったく訪れることはありませんでした。

 

合わせてご覧ください。

shironoshiro.com

 

パラシュート使用時はカメラが前面にしか向かない

細かい点になりますが、本作で多用することになるパラシュートでの操作性についてです。

 

本作ではなぜかパラシュート使用時にはカメラの向きが前面に固定されてしまい、カメラを動かそうとすると一緒に主人公もその方向に転回してしまいます

 

これが地味に不便で、上空での戦闘やアクションが多い本作では周囲の状況が把握しづらく、後ろを見たい時はわざわざ一旦パラシュートを閉じる必要があります。

 

カメラを後方に向けようとすると主人公も一緒に転回します。

 

また、景色を楽しむこともこのゲームの醍醐味だと個人的に思っているので、パラシュートでの飛行時に自由に周囲を見渡せないのはなおさら残念だと思いました。

 

 

対してウイングスーツでの飛行時は、通常通り主人公の向きに関係なくグリグリカメラを360度回して周囲を確認できるので、設計ミスだったのではないかと思います。

 

 

 

 

地上時のカメラが少し近い

本作は地上では洋ゲーにありがちな肩越し視点のカメラ位置です。

 

本作は地上を移動している時のみカメラが近いので、酔う原因になります。

 

ただし、空中を移動している時や乗り物に乗っている時はカメラが遠くなるので、酔いやすい僕でもあまり酔わずに一応最後までプレイすることができました

 

 

地上時のカメラ距離を設定できる項目があればなお良かったと思いました。

 

 

 

ダッシュや回避, しゃがみができない

 

良い点でも少し書きましたが、本作は操作を簡略化している関係上ダッシュや回避, しゃがみなどのアクションが行えません。

 

この中でも不便だと思ったのはダッシュとしゃがみができない点です。

 

主人公のリコは通常の移動では軽いジョギング程度の速度でしか走ってくれないので地上戦などで素早く移動したい時に結構不便だったりします。

 

左スティックの押し込みが空いているのでそこにダッシュを割り当てて欲しかったです。

 

 

しゃがみについても困るのは地上戦の時で、せっかく身を隠すのにちょうどいい車や箱などのオブジェクトがあっても無防備に立っていることしかできません。

 

 

ただあまりに戦略性を増しすぎて難しいバランスのゲームになっても良くないと思うので、これに関しては一長一短といったところだと思います。

 

 

 

 

やや単調に感じるゲームの進め方

 

本作のストーリー進行はかなり単調に感じました。

 

一部はるか上空で飛行機の上で戦ったりと新鮮味のある場面もあったのですが、ほとんどのストーリーにおいてやるべきことは街を政府軍から開放することと、政府軍の軍事施設を占拠することばかりなので人によってはくどく感じるかもしれません。

 

 

個人的には縦横無尽に動ける点や破壊可能なオブジェクトをぶっ壊す作業の爽快感が非常に気に入ったので、同じことの繰り返しに飽きることは殆どありませんでしたが、ストーリーやQTEを活かしたような映像表現が好きな人には物足りなく感じると思います。

 

 

 

 

空の表現が少し雑な部分がある

本作の青空は非常に綺麗なのですが、雨の時も上をみるとなぜか青空だったりします

 

晴れの状態で雨が降ります。でも雲が少し増えていました(よかった)。

 

虚空から水が降ってきているんでよね。

不自然なので雨雲の表現は今一つといったところでした。

 

 

あと地中海の自然豊かな地域にしては夜空の星の表現も控えめだったので少し残念でした。

ここは満点の星空を表現して欲しかったと思います。

星空の表現は控えめでした。



 

余談ですが、本作はヘリコプターや飛行機, バベリウムウィングスーツなどを使用することで雲の高さまで到達することができます

その後スカイダイビングも体験できるので手に入ったら是非やってみてください。

雲に突っ込むこともできます!



 

 

草や木などには引火しない

これは技術的に難しい部分もあるのかもしれませんが、森の中で大爆発が起きても草や木などに全く引火しないのがフォトリアルな映像のせいもあり少し不自然に思いました。

 

ブレワイみたいに草に引火する表現があると爆発の余韻が残ってより映像的に見応えがあったと思うのですが。

 

今後のゲームの作り込みの進化に期待したいところです。

 

 

 

 

小規模な軍事基地や街が発見し辛い

本作は街や軍事基地の敵軍に関する設備を破壊していくのが目的ですが、これらの街や軍事基地は基本的に自分で発見しないと地図に表記されません。

 

フィールドが広いので探すのも一苦労です。

 

特に基地によってはマップの片隅に設置されていたり、山陰に隠れるように配置されていることもあるので、終盤では飛び回って長時間探すことになりました。

 

もう少しマップにヒントのようなものがあると個人的には嬉しかったと思います。

 

 

 

 

ニューゲームの恐怖

ニューゲームを押してしまうとすぐにセーブデータが上書きされてしまいます。

本作はセーブデータが1つしか作れませんが、メインメニューでニューゲームを選んでしまうと、その後すぐにセーブデータが上書きされてしまうという恐怖の仕様となっています。

いつもゲームを始める時にミスをしないように少し緊張したので、ここは是非改善して欲しいところです。

 

 

おまけに本作は決定とキャンセルが海外仕様となっていて、✕で決定, ◯でキャンセルなので一瞬操作に戸惑うんですよ。

 

このあたりはかなり不親切だと思いました。

 

 

 

 

最適化が少し不十分

分かりにくいですが、遺跡のテクスチャがぼやけてしまっています。しばらくすると綺麗に戻りました。

 

画像のように一部テクスチャがぼやける不具合がありました。

 

また、もっと致命的なのが突然エラー落ちすることが何度かあったことです。

 

 他のゲームをしているときには発生せず、ソフト側の問題だと思うのでもう少し丁寧に最適化して欲しかったです。



 

 

PS4でトロフィーコンプリートをした感想

 

本作のトロフィーコンプリートは比較的簡単な部類だと思いました。

 

一番手こずるのはおそらくチャレンジ全てで評価5を獲得することだと思います。

ただでさえ数が多い上にものによっては厳し目のバランス調整になっているので何度もリトライすることになりました。

 

しかし繰り返しプレイすることで確実に上達していく感じを味わえるので思ったよりも苦痛には感じませんでした。

 

 

 

また収集要素も一応ありますが、数が少ない上にマップ上に全て場所が示されている親切設計なのでほとんど苦労はありませんでした。

 

ただし車など乗り物の回収作業はそれなりに面倒でした

車種によっては倉庫の中にひっそりと配置されているだけのものもあったりするので、攻略サイトに一部頼ってしまいました。

 

 

他には手配度5を維持したり、ランダムで発生するおつかいの数をこなしたりなど少々面倒に思うものもありましたが、基本的には体育会系の根性を求められるような単調で作業感の強いものは少なめなのでライトゲーマーでも十分トロフィーコンプリートを狙える作品です。

 

 

時限要素などは無いのでまずは一通り遊んでみて、分からない部分があったら少し攻略サイトをみるくらいがちょうどいいと思います。

 

ただ日本であまり有名なゲームではないため攻略サイトの情報が少なめな点は注意です。

 

 

まとめ

  • 一番の難関はチャレンジでの評価5の獲得
  • 収集要素は簡単で作業系のトロフィーは少なめ(ただし乗り物回収は面倒)
  • ライトゲーマーでも十分トロコンを狙える

 

 

 

 

終わりに

 

本作をプレイする前は洋ゲーにあまり良い印象が無かったのですが、この移動や破壊の楽しさは別格でいい意味で裏切られました。

 

これまで遊んだゲームで空を飛ぶ楽しさが感じられるゲームとしては個人的に堂々のNo.1です

 

操作も単純で簡単に爽快感のある縦横無尽な移動や爆発を伴う破壊行為を楽しむことができるので、実はゲーム初心者にもおすすめできる作品ではないかと思います

 

また、ストレス発散にもちょうどいいゲームだと思いました。

 

 

CEROはZ指定となっていますが、残虐な描写は無いので割りと誰にでもおすすめしやすかったりします。

 

日本語ローカライズもかなり丁寧で違和感無く遊ぶことができます。

 

 

本作のDLCのスカイフォートレスに登場する「バベリウムウィングスーツ」は、入手すると行動の自由度が格段に上昇するので、本作のスカイアクションを120%楽しむためにもぜひDLCも購入することをおすすめします。

 

バベリウムウィングスーツを入手すれば生身で無限に飛ぶことができるようになります。

 

今ではDLC全部入りの完全版である「ジャストコーズ3 ゴールドエディション」が頻繁にセールで安くなったりもしているので興味がありましたら是非購入してみてください。

対応機種はPS4, XboxONE, PCとなっています。

 

総合評価: 100点/100点

 

このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、興味がありましたら他の記事も見ていただけるとお役に立てると思います。

コメントや質問がありましたら遠慮無くご連絡ください!

 

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

【クリアレビュー】アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝の良かった所

今回はPS3黎明期の名作ソフト「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」のレビューをしていきます。

 

ちょうど先日PS4でリマスター版をクリアしたのですが、このソフトは2007年のソフトとは思えないほどグラフィックが作り込まれています。

 

ストーリーや展開に荒削りな部分は多々あったものの、王道なアドベンチャー映画(B級)を観ている感覚でプレイすることができました

 

古い作品ではありますが、今プレイしてもそこそこ楽しめるクオリティだと思いましたので、今回は良かった所を中心にレビューしていきたいと思います。

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

良かった点

2007年当時としてはグラフィックが綺麗

2007年といえばPS2からPS3への以降が難航していた時期でPS3黎明期といえますが、今作のグラフィックはかなり作り込まれていると感じました。

高密度で生い茂る草や樹木、現代のグラフィックにも引けを取らない遺跡や岩肌の質感など、今でもビジュアル的に楽しむことが出来ます。

 

PS3黎明期の作品としてはかなりのグラフィックの完成度ではないでしょうか。

 

流石に昨今の最新の美麗なグラフィックに慣れていると新鮮味はありませんが、当時の段階としては最高峰だったのではないかと思われます。

 

フォトリアルな映像が大体出来上がってきた頃の作品と言えます。

 

 

また映像のカメラワークも凝っていて、例えば物語前半に車両で逃げながら銃撃戦をする場面があるのですが、車両の後方や横側に画面が移り変わりながら戦うので映画の一場面をプレイしているかのような体験をすることができました

 

迫力の車上での戦闘シーンが今作のお気に入りです。

 

 

また本作はほぼ一本道なゲームの作りとなっている関係上、一度通った場所には基本的には戻ることが無いのですが、その上で一箇所一箇所これだけのクオリティのオブジェクトや背景をしっかりと用意するのは当時としては相当な苦労だったんじゃないかと思います。

 

まあオブジェクトがリアルで複雑になってきたことで、進行上重要な物の視認性が悪くなりだしたのもこのくらいの時期からかもしれないですが...ともかく、美麗なのは確かです。

 

 

 

死亡時のリスタートが早い

没入感に大事なことですが、本作は死亡時のリスタートがロード時間無しで展開されます

私はゲームが下手で勢い任せにプレイすることがあるのでしょっちゅう死んでしまうのですが、本作はすぐにリスタートできるので快適に集中して遊ぶことが出来ました。

 

また、リスタート地点がそれなりに細かく設置されているのも高評価です。

 

ただし今作は一度の戦闘に大量に敵が出現するので、そこでリスタートする場合は最初の敵からになるので若干ゲームのテンポが悪くなりがちでした。

まあ私がすぐやられてしまうのも原因ですが笑

 

あらゆる場所に敵が潜んでいるので何度も不意打ちで撃たれました。中には低難易度でも一発で即死する弾を撃ってくる敵もいます。

 

 

 

操作は比較的にシンプル

本作はアクションよりもストーリーに重きを置いた作りになっているので、操作は比較的シンプルですぐに覚えられると思います。

 

実際私は操作が複雑な作品は苦手で、一度期間が空くと再びプレイするのが億劫になりがちなのですが、本作はゲームをよく遊ぶ方でしたら直感的に分かるような操作系統になっていました。

 

具体的にはジャンプが✕、銃撃はL2R2、○で物陰に隠れるなどが主要な操作になります。2つ以上ボタンを組み合わせるような動作がないので分かりやすいです。

 

肉弾戦では▢と△を交互に押すだけで倒せますが、ダメージを受けやすいのであまり使いませんでした。

 



長すぎないストーリー

本作の1週クリアまでの時間を確認したところ、だいたい7時間位となっていました。

私はリスタートが多かったり謎解きでうろうろして悩んでいた時間もあるので平均的にはもう少し短いと思います。

 

長いか短いかは人により感じ方が違うと思いますが、個人的には意外と短いと思いました。

 

 

子供の頃であれば1本のソフトで長く遊べることを重要視していましたが、今は集中力が続かなかったり飽きてきたりすることが多くなってきたので1週間位で終えられる長さでちょうどいいボリュームだと思いました。

 

まあこれを当時フルプライスで購入していたら意見は真逆だったかもしれませんが...。

タイムパフォーマンスは比較的良い作品なのではないでしょうか。

 

宝物やトロフィーのコンプリートを目指すならばもっと長く遊ぶことが出来ます。



 

惜しい点

あまり1つ1つ多く語ることがないので、箇条書きで示しておきます。

  • 洋ゲーらしく動きがもっさりしていて、リアルだけどワンテンポ遅れる感じが人を選ぶかもしれません。

 

  • 掴まることができるオブジェクトが背景に紛れていてほとんど強調されていないので発見しづらかったです。道なきルートを進むことが多いのでもう少し分かりやすくするとゲーム全体のテンポが良くなると思いました。

 

見づらいですが、主人公の上あたりに掴まることができるブロックがあります。背景の一部のようでしばらく気が付かない場所が多々ありました。また、明るさを最大にしても薄暗くて見にくいシーンがいくつかあり、オブジェクトの見つけづらさとの相乗効果でより大変でした。

 

 

  • カメラワークが若干酔いやすかったです。ただし私は3D酔いに弱い方なので多くの人は大丈夫だと思われます。

 

水上バイクでの移動シーンでは独特の操作感も相まって特に酔いやすかったです。

 

 

  • 遺跡や樹木などによる入り組んだ道が多いので、お宝などの収集物は見つけるのが困難です。探そうとすると酔う原因になるので私はほぼ諦めてました。

 

  • 銃撃戦のパートが多く、敵もやたらと多いので単調に感じることもありました。というか敵がどこにいっても大体潜んでいてワラワラ湧いてきます。流石に人を殺め過ぎではないのか...と、ゲームとは言え罪悪感がありました。

 

 

 

 

終わりに

本作はアンチャーテッドシリーズの1作目ということで若干荒削りな部分もありましたが、それでも現在のゲームと比較しても8割程度はグラフィックもアクションも完成されている印象でした

 

今作では舞台が密林と遺跡に限定されていましたが次回作はまた変わると思うので楽しみです。

 

 

また本作のメインメニューの画面ではかっこいいBGMが流れているのですが、それがゲーム内で一切使われていないのがちょっともったいない気がしました。せめてエンドクレジットで流すだけでも良かったのになあと思うほど気に入っていたので。

 

 

以上のような感じで本作は今のゲームに慣れていると荒削りな印象もありましたが、王道なアクションアドベンチャーを求めている方にはおすすめな一本です

 

また、時間ができ次第残りの3作もプレイしてレビューしていきたいと思います。

 

 

 

余談ですが、物語終盤でバイオハザードみたいな敵と戦うとは思いませんでした笑



 

 

このブログでは筆者がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、よろしければ他の記事も読んでいただけると嬉しく思います。

コメントや質問がありましたら遠慮なくご連絡ください!

 

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

ソニックフロンティアのSwitch版は性能の問題で様子見をした方がいいかもしれない

以前SEGAから発売される渾身のタイトル「ソニックフロンティア」のスイッチ版の任天堂ダイレクトでの映像を観させていただきました。

 

そこで今作はスイッチ版を購入するのは様子見をしたほうが良いというお話をしたいと思います。

マルチタイトルにありがちな性能とパフォーマンスの問題についてです。

 

目次

 

オブジェクトの表示が不安定

映像を観た限りの意見になりますが、遠景のオブジェクトが非常に省略されてしまっています。それだけでなく、ある程度近づくと草木などのオブジェクトが突然表示されたりするシーンが散見されました。

草が少し遠くの画面の上下真ん中あたりで既に見えなくなっています。

 

 

こういう要素は遊んでいると不自然に感じることも多いと思いますし、気になる人は多いと思います。

特にオブジェクトが突然現れるのはビジュアル的にも安っぽく見えてしまうので良くないのではないかと思いました。

 

 

遠景の木の表示がモザイクのようにおかしくなっているシーンもありました。

遠くにある木々の表示が不自然に省略されているように感じました。

 

 

また、ソニックがアクションを起こした際のエフェクトの表示も、省略されているせいかスカスカになってしまっているように見えました。

左がPS5版で右がスイッチ版。エフェクトに立体感とくっきり感がなく、少しチープに感じました。

 

ニンダイでの映像の冒頭のシーンで手前に花がありますが、近距離なのになぜか表示が不安定でちらついていました。

 

 

解像度やフレームレートが低過ぎるかもしれない

本作はスイッチで動かすことを前提に作られていないためか、解像度やフレームレートを犠牲にしてしまっているかもしれません。

 

ただし、これはもしかしたらスイッチ本体のキャプチャー機能を使っていたり、使っているキャプチャーボードによって本来の映像を映せていない可能性もあるため、実機での画面を見てみない限りは本当のことは分かりません。

 

解像度は流石に720pは下回らないとは思うので問題ないかと思いますが、移動の爽快感が重要なゲームなのでフレームレートが極端に低いのは問題になる可能性があります。

 

一応こちらに今回私が観た任天堂ダイレクトのリンクを載せておきます。

www.youtube.com

 

 

テクスチャの解像度がボケボケになるかもしれない

PVの一部で岩の表面が映されるシーンがりますが、岩のテクスチャの解像度がかなり低いように思いました。

 

岩肌が苔むした表現がPS2くらいのグラフィックのようにも感じました。ただ、注意してみない限りはそんなに気にならないかもしれません。

 

本作は自然の表現にも力を入れている作品だと思うので、もう少しグラフィックがなんとかならなかったのかなあと思います...。

まだ発売されていないのでこのあたりも改善されているかもしれませんが...。

 

 

決してSwitchの性能が低いわけでは無い

ネットのゲーム記事、特に匿名掲示板などでは他のゲームハードに比べてスイッチの性能が劣っていることから、やたらとスイッチの性能批判をする人がいますが、個人的にはスイッチの性能は決して低いわけではないと思います。

 

スイッチはPS5はもちろんPS4にも性能では劣っていますが、WiiUと比較するとGPUでは2倍以上の性能があると言われています。

 

WiiUのグラフィックを調べてみるとわかりますが、決して当時のグラフィックが悪いわけではないのです。

 

PS3の時代にグラフィックの基礎はある程度完成されていたので、それを上回るスイッチは現代のライバル機種には劣りこそすれど、そこそこ綺麗な描写ができるポテンシャルがあるといえます。

 

なのでこの記事ではスイッチの性能を批判するつもりは無いですが、他機種での動作を前提にしているソニックフロンティアの最適化には問題があるかもしれない、ということを伝えたかったのです。

 

 

なぜこのように思ったのかというと、私は数年前スイッチ版のウィッチャー3というソフトを新品で購入したのですが、解像度的にも、オブジェクトの不自然な表示においても、今回のソニックフロンティアの映像のように妥協できない部分が多かったからです。

当時私はゲーム機の性能など調べたこともなく、発売されているからには快適に遊べるだろう、と楽観的でした。

しかし、個人的にはスイッチ版ウィッチャー3でのゲーム体験は快適に遊べるとは言えませんでした。

 

それはここでは長く語りませんが、とにかく、スイッチという空前の大ヒットを起こした人気のゲーム機に無理やり移植されようとしているタイトルもきっと少なくないので、注意をしてほしいのです。ゲームソフトって、安い買い物ではないですから💦

 

 

(追記)実際に遊んだ感想

うーん...やはりSwitch版のソニックフロンティアは、ちょっと購入するのは考え直した方がいいかも知れません。

 

予想はしていましたが、解像度が低いのとオブジェクトの表示がはっきりしていない点、遠くのオブジェクトがしっかり表示されない点などが実際にプレイしていてかなり気になりました

 

特に、24インチ以上の大きめのモニターや、大画面テレビなどでプレイする場合は解像度の低さがかなりストレスになると思います。

 

目視ですが、720pちゃんと出ているのかも怪しいレベルです。

 

グラフィック全体の評価としても、Switch向けに作られた作品ではないものを無理やり落とし込んだ感じで、モザイクがかったようにも見えました。

 

思うんですが、この作品は本来PS4, 5などハイエンドなゲーム機で動かすことを前提に作られた作品なのだと思います。

 

Switchの爆発的なヒットを受けてSwitch版も発売となりましたが、個人的にはSwitchでプレイする場合は小さいモニターや携帯モードでのプレイを推奨しておきます。

 

画面が小さければ解像度もそこまでデメリットにはならないと思いますので。

 

ただし、画面が小さいと元々小さめなUIの小ささがさらに気になる面もあります

 

一応良かった点をあげておくと、ロード時間は短めですしフレームレートはかなり安定していると思いました(30fpsですが)

 

総じて、本作を遊びたいならプレイステーションやPCでの購入が個人的には絶対オススメです。

 

今ではSwitch向けの無料体験版がダウンロード可能ですので、購入する前に自分の目で実際に確かめてみるのがいいと思います。

 

 

まとめ

以上挙げたソニックフロンティアSwitch版の懸念点をまとめると、

  • 草木などのオブジェクトの省略の仕方が雑かもしれない
  • 解像度やフレームレートを犠牲にしているかもしれない
  • 岩肌などのテクスチャの解像度が低すぎるかもしれない

となります。

 

本作のSwitch版の購入を考えている人は、発売後のプレイ動画を実際に視聴してみたり、レビュー記事などを確認して快適に遊べるように最適化されているかを確認してから購入するのが良いと思います

 

 

PS3Xbox360などスイッチよりも性能の低い過去のゲーム機からの移植作品ならば快適に遊べると思いますが、PS4やXboxONEなど性能的に上の機種からの移植作品、またはそれらとのマルチ作品の場合は注意が必要です

 

快適に遊べるかどうかスイッチ版の紹介映像を確認してみたり、レビュー記事などを参考に判断すると良いと思います。

ゲームソフトは安い買い物ではないですからね。

 

以下のリンクからAmazonなどでの購入者のレビューが確認できますので、気になる方は確認してみるのをオススメします。

 

このブログでは私がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、よろしければ他の記事も読んでいただけると嬉しく思います。

コメントや質問がありましたらいつでもお待ちしています。

 

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

Foreign games often make me feel 3D sickness.【One Japanese opinion.】

※Written by a Japanese who is not fluent in English. I apologize if it is difficult to read.

 

 

Hello. I am one of the Japanese game fans.

 

I am going to write about my dissatisfaction with the game.

Some may be offended, and some may criticize me saying, "You're just crazy! ” but I am writing this article to let the gaming industry know a little bit about my thoughts and feelings. 

 

A few years ago I purchased my first  stationary console PlayStation, a PS4.

 

The main reason I bought it was because I wanted to play Monster Hunter W: IB.

Another thing I was hoping for was to play foreign games with tremendously realistic graphics, which are rare on the Nintendo Switch.

 

I will try to spell out my dissatisfaction with foreign game software that I thought through it.

男はめまいを感じるアイコン。吐き気のシルエットと疲れた男のアイコン。めまい、片頭痛、頭痛、注意散漫な頭部の絵文字。分離型ベクターイラスト。

 

 

 

 Contents.

 

 

 

 

Complaints about camera distance in foreign games.

 

I bought a PS4, and at first I bought Monster Hunter World and played it thinking, "The graphics are amazing!".


I had been playing Monster Hunter XX on the 3DS until then, so I was really impressed by the quality of the graphics.

 


But at the same time, I was also thinking, "Hey, Isn't the camera a little too close?” I felt a little uncomfortable compare with the 3DS Monster Hunter.

 

 

At one point, there was an item where the camera distance could be set, but it was set to the furthest distance and it was finally about the same as MH XX.

 

 

But at the time, I didn't care, thinking "well, they must want to show off the main character's equipment ((^-^;)" or something like that. " I had no idea that this was still a benign camera distance....

If the camera is this far away from the player character, it is conscientious.

 

Time flies, and now that I've finished the story of Monster Hunter, I thought I'd play a Western game I'd been curious about, so I played a free-to-play software "Days Gone" on PS4.

 

 

When the first movie ended and I was able to control the game, I was surprised to see that the main character was very close to the camera.

 

Moreover, When the player dashes, the camera moves closer to the player and there is an additional shaking effect. I strongly felt 3D sickness from this performance.

Even the original camera distance is enough to make me feel 3D sickness.

 

 

For me, this game has become a game which dashing is prohibited.

In the end, I couldn't continue the game because it was too uncomfortable even if I sealed off the dash button, and I gave up on the game.

 

This camera distance was not good for me.... (DAYS GONE)

 

It is a powerful cinematic presentation that shows the commitment of the producers, but it is not  friendly to those with a weak semicircular canal.... I felt sick just walking around....


The only time I felt less sick was when I was on the bike, because the camera was moving away from me, but I was still on foot for a long time, so it was inevitable that I would get 3D sickness.

 

 

There are many other similar games with an over-shoulder viewpoint, including God of War and The Last of Us, among other major PS4 software titles.

 

I think that the power of this type of viewpoint game is its selling point, but the closer the camera is, the more often you have to move the viewpoint, so if there was an option to set the camera farther away for people like me who are vulnerable to 3D sickness, I think more people would buy the game... I feel a little disappointed.

 

 

 

I have never done any game production, but is it a time-consuming task to be able to change the viewpoint? If not, I would like to see many games add the ability to set the camera farther away....

I am sure that unlike the case of field of view, setting the camera farther away is not a performance burden since the area to be rendered remains the same.

 

 

Specifically, if the camera is as far away from the character as it is in Fortnite, I am less likely to feel 3D sickness.

If the camera is as far away as The Legend of Zelda: Breath of the Wild, it would be perfect.

 

 

Of course, this is unavoidable in games such as PvP games, where the position of the viewpoint can affect the advantage or disadvantage, but I am writing this article in the hope that more and more games that can be played offline will allow the camera position to be changed to make it less 3D sickness.

 

 It is still sad to not be able to play great pieces of games just because it gets me  feel 3D sickness.

 

 

Another common type of game is the first-person viewpoint games.

I think there are too many of these to count, but again, these were games that only a select few could play.

 

I was very sad, but I couldn't play, I felt sick...

 

 

As I mentioned earlier, I think it is unavoidable when advantage or disadvantage is involved, such as in PvP games, but I wanted to see consideration for games that are played comfortably by one person.

 

I understand that it is unavoidable in online games, where the advantage or disadvantage is related to the distance of the viewpoint.

 

 

 

In foreign games, there is no reset button that moves the camera to the back of the character.

 

Also, this may be a minor point, but foreign games usually does not allow us to reset the viewpoint.

Most Japanese games have a button that instantly returns the camera to behind the character, but many Western games do not, and the only way to move the viewpoint is with the right stick.

 

It may be a small thing, but there are many situations where just using the reset button for the viewpoint makes moving the viewpoint rather easy.

 

 

 

Conclusion.

 

Perhaps people like me who want to play games despite being easily feel 3D sickness are in the very small minority to begin with.


However, as a game fan, I strongly hope that someday there will be a better understanding of people who get feel 3D sickness easily, and that more games will be available with settings that make it difficult to get feel 3D sickness.

It may be slight, but it is expected to attract new players.

 

 

 

If you have any thoughts, I would be glad to hear your comments.

 

Thank you for reading.

 

 

↓This is the original Japanese article↓

shirosgamereview2021.hatenablog.com

【最後のスマブラ?】大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL レビュー

 

 

今回は昨年最後のキャラクター追加が行われた大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALをレビューしていこうと思います。

 

一応アドベンチャーモードを1週クリアした段階でのレビューになります。

 

 

目次

 

 

 

 

良いところ

何といってもボリュームがてんこ盛り

操作キャラクターは過去作のキャラクター全員に加え新規キャラ数も過去最大ということで、キャラゲーとしてはこの上ないくらいボリューム満点です。

 

しかもどのキャラクターも色んなゲームの重要キャラばかりなのでまさにお祭り感あふれるゲームです。

 

今作は任天堂だけでなく他社キャラクターも数多く参戦していて、任天堂ゲームのオールスターだったものがもはやゲーム業界全てのオールスターと言えるほどに。

 

バトルのステージやアシストフィギュア、その他アイテムなども過去最大のボリュームで、特にステージは過去作のものが数多くリメイクされているので往年のファンならばより嬉しく感じると思います。

 

 

また、次項で触れますが今作は1人用のモードも充実が図られており、ゲーム一本分くらいに相当する程クリアに時間を要する「灯火の星」というストーリーモードのようなものがあります

難易度「普通」でクリアに要した時間はなんと約20時間!



 

1人用モードも充実の内容

今作は用意したコンテンツをを最大限活かすことに注力されており、膨大なキャラ数やステージ、アイテムや衣装をいろんな組み合わせで用意することで様々なプレイを楽しむことができます。

 

従来のシンプルモードに相当する勝ち上がり乱闘では、キャラクターごとに元のゲームに沿ったようなお題やキャラの特性に合ったお題が与えられていて、例えば天使を葬る魔女という設定のベヨネッタでは、ピットを相手に戦うなど膨大なキャラを活かしていろんな状況を疑似体験することができます。

 

そして本作の1人用モードといえばスピリッツモードで、こちらは任天堂や他社のキャラクターを含めて非常に多くのスピリッツと呼ばれるキャラクターが用意されています

 

灯火の星というアドベンチャーモードではRPGのように楽しむことができ、ステージ上で簡単なギミックを解きながらスピリッツと戦って進んで行くことになります。

 

例えば「ゼルダの伝説」に因んだマップでは、謎解きをしながら進んでいくことになる。

 

他のゲームのアクションRPGのように、自身の能力を強化するスキルツリーの要素も。

 

スピリッツとの戦いでは、キャラクターやアイテムを組み合わせることでそのスピリットに合った状況を再現した状態で戦うことになります。

 

イメージ的にはスマブラXのイベント戦が大量に用意されているような感じでしょうか。

 

こんな事ができるのも、豊富なキャラクターとステージ、アイテムが用意された大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALだからこそだと思いました。

 

ブレスオブザワイルドのウルボザのスピリットとのバトルでは、剣を持ったゼロスーツサムスでウルボザを表現していて、地面にはウルボザの使う電気属性の床のギミックがある。

 

ミミッキュのように、アシストキャラとして登場するキャラクターは実際に出現して応戦してくるので厄介。

 

そしてスピリッツは非常に多く用意されているだけでなく、それぞれに個性やレベルがあってポケモンのように戦って育てることもできます。

 

またキャラごとに特性が違うのでバトルの条件に応じて使い分ける事が重要になってきます

 

私の場合は、リンクを使っていたのでポケットモンスター剣盾のザ・シアン&ザ・マゼンタを味方のスピリットにして剣による攻撃力を強化していました。

 

 

スピリッツにはランクのようなものがあり、★~★★★★の順で強さが決まっています。

 

特に★3と★4は難易度普通にも関わらずなかなか敵が強く、対策しても負けてしまうことが多々ありました。しかしスピリッツをたくさん集めていくことで、有利になる個性を持ったスピリッツがどんどん使えるようになるので後半になるほど楽になっていくと思います。

 

私の場合序盤でいきなり★4のスピリッツを狙って相当苦戦してしまったので、最初の頃は★1~★2くらいのスピリッツを回収していくのが良いかもしれません。

 

一応灯火の星では難易度を下げることもできるので、アクションゲームが苦手でもなんとかなるとは思います。

 

ゼノブレイド2のヒカリがまだ実装されていなかったので、スピリッツバトルではカムイが代替キャラとして使用されている。

 

ヒカリとのバトルでは、ビームソードを持ったカムイに加え、レックス風のカラーリングのシュルクも登場する。



 

画質がやたらと良い

スマブラに限らず任天堂のソフト全般に言えることですが、画質が非常に良くてビジュアル的にも楽しいです。

 

キャラゲーの側面もあるので画質って大事ですよね。

 

グラフィックが綺麗なのはもちろんなのですが、やはり常にフルHD60fpsを維持しているのがすごいですね。

格ゲーなので高フレームレートは必須ですが、ちゃんと1080pにも対応しています。

 

任天堂の謎技術による美麗グラフィック。データ量も小さい。

 

というかスマブラってWiiUのforの時から1080p60fpsだったらしいですね。

2Dとはいえ普通にすごいですよね、あんなにグラフィックもきれいなのに。

 

ディレクターの桜井さんがそのあたりこだわっているのかもしれません。

本とかも執筆してらっしゃったので読んでみたいです。

最近のユーチューブチャンネルも楽しく観させて頂いています。

 

 

私はWiiスマブラXの頃からずっとスマブラを買っていますが、当時もWiiの性能を考えるとスマブラXって非常にグラフィックきれいでしたよね。

 

WiiってPS2に毛が生えた程度の性能だと思っていたんですけど、スマブラXは今でも通用するレベルのグラフィックだと思います。

 

子供の頃はそのあたりなんにも気にせず遊んでいましたけど、今改めて凄さを実感しました。

 

 

敵のAIが今まで以上に賢くて強い

今作のCPUの敵は非常に手強いです。

特にレベル9の敵は驚異的な強さで、コンボ技とか普通に正確に決めてきます。

 

ガードや緊急回避もうまく使ってきますし、こちらが同じ技ばかり使っていると順応してきて通用しなくなるんですよね。

 

特にスマッシュ攻撃を多用してる私のような下手ゲーマーは攻撃が全然当たりません。

もっと出の早い技じゃないと普通に対処されるんですよね。

 

スマブラXの頃はスマッシュ攻撃ばかりのワンパターンでもどうにかなったんですけど、今作の敵は正確にスキを突いていかないとなかなか攻撃が当たらないので戦いがいがあります。

 

私自身はオンライン対戦など対人戦に興味がなくて、そんなに上手くなりたいとも思ってないんですけど、やっぱりコンピューターに負けるとかなり悔しいので負けたときは同じ状況にして何度も再戦してました。

 

あとキャラを増やす時に戦うことになる挑戦者も手強かったですが、なぜか一度負けてしまうともう一度戦う時弱くなっています。

 

配慮してくれてるのかもしれませんけど、悔しいからやっぱりキャラを開放した後はもう一度高レベルにして勝つまで戦っていました(笑)。

 

 

 

惜しい点

ほぼ無いのですが、強いて言えばスピリッツ名鑑などで、それぞれのスピリッツに少しでも良いから紹介文があるとよかったかなーと思いました。

 

いろんなゲームタイトルが集結してますし、多くの人は知らないキャラクターも多いと思われますので(私自身知らないキャラがたくさんいました)、少しでも色んなゲームに興味を持ちやすくするためにもちょっとでいいから紹介文があると個人的には嬉しかったです。

 

 

 

終わりに

今までの大乱闘スマッシュブラザーズの集大成として発売された本作ですが、次回作はどうなるんでしょうかね。

 

もう発売されないという可能性もありますが、これだけのヒット作の続編が無いとも考えにくいのでなかなか想像が着きません。

 

ただ次回作が出るにしても、ボリュームを増していく方向にはならないだろうなーとは薄々思っています。

 

現実的に無理ですよね、任天堂スマブラだけ作る会社じゃありませんから。

 

あとずっとディレクターを務めてきた桜井さんですが、次回作も続けていくのは厳しいような気もします。

見た目は若いですがそろそろ後続の育成や別のゲームを作る需要もあるでしょうし。

 

まあ例え最後のスマブラって言われても納得の出来栄えなので全然私としてはいいのですが。

 

 

あとスマブラだけではなくスイッチの今後も気になりますかね、この集大成的なハードの後どのように展開していくのでしょうか。

 

でもスイッチは従来のハードに比べライフサイクルが長いらしいので、しばらくは買い替えせずに楽しめそうです。

 

総合評価: 95点/100点

 

 

このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、よろしければ他の記事も読んでいただけると嬉しく思います。

コメントや質問がありましたら遠慮なくご連絡ください!

 

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

【オールクリアレビュー】スーパーマリオオデッセイはクオリティがハンパじゃない!

今回はスーパーマリオオデッセイのレビューをしていきたいと思います。

 

本作はスーパーマリオサンシャイン以来となる箱庭探索型の3Dマリオで、2017年にSwitchで発売されました。

 

任天堂の看板中の看板タイトルで、その完成度の高さから2017年のゲームオブザイヤーにも選ばれています。

 

目次

 

良いところ

初心者にも配慮された徹底的な遊びやすさへのこだわり

手触り感が最高クラスです!

あたりまえですが、任天堂の看板タイトルなだけあって操作感は非常に快適です。

 

操作のレスポンスもよく、カメラも酔いにくいように極力動きが抑えられています。

 

基本的にはカメラは自由に動かすことができますが、必要な場面では自動的に見やすい位置にカメラが移動してくれます。

 

また、設定でおたすけモードにすると体力が倍になったりステージから落ちてもゲームオーバーにならなくなるのでアクションゲームが苦手な方でもほぼ確実にクリアできるように設計されています!

 

こういう細かい配慮が、任天堂のソフトの遊びやすさにつながっているのだと改めて思いました。

 

 

そして本作では、昔のマリオから新たなアクションがいくつか加わっていますが、全てを駆使しなくてもクリアすることはできるので、全部覚える必要はないと思います。

 

必要な場面では操作の解説をしてくれるモニターのようなものも設置されているので初心者の方も安心です。

 

 

新アクションの帽子投げとキャプチャーで広がる遊び

様々な敵に乗り移れるキャプチャーが楽しい!

本作で特徴的なアクションと言えば帽子投げです。

 

そして多くの敵は帽子投げを行うことでキャプチャーして敵に乗り移ることができます

これによってアクションの幅が従来のマリオに比べて非常に広がっているように感じました

 

ただ、だからといってマリオのアクションも疎かにされているわけではなく、帽子投げの浮遊時間を利用したり、投げた帽子を踏みつけて高く遠くへ飛ぶことができるスペシャル技などシンプルなのに奥深い利便性が帽子投げには有ります

 

このあたりはコピー能力が主役の星のカービィシリーズとは異なるところだと思います。

なんとあのキャラクターにもキャプチャーできる!

 

 

圧倒的な密度の箱庭マップ

ステージにはありとあらゆる仕掛けが満載!

本作はオープンワールドではなく一定の広さの箱庭マップでステージが構成されていますが、このマップの中の密度がすごいことになっています

 

少し歩いて進んでいけば気になる箇所がいくつも見つかって止め時が見つかりません。

 

一見ただの背景や壁に見えるところでも、少しでも届きそうな足場があるところには大抵パワームーンやコインなどが隠されているので、非常に隅々まで探索しがいがあります。

 

一見ただの岩の壁に見えても...

頑張って登ると印の位置にパワームーンが隠されていました!



目的の場所に向かおうと思っても、ついつい気になっていろんな場所に寄り道してパワームーンやコインなどを集めてしまいます。

 

しかもそれでいてマップ自体の広さもスーパーマリオ64と比較して格段に大きくなっているのでボリュームがすごいことになっています。マップの数も64よりも多いです。

 

 

そして何と言っても本作のパワームーンの数は恐ろしいほど用意されているので、ものすごく長い時間遊ぶことができてしまいます。

 

正直大人になってくると、単にゲームのボリュームが多いこと=良いこと、とは思えなくなってくることもあるのですが、このゲームは水増ししたような要素が殆ど無いので飽きずに延々と遊ぶことができます。

 

 

任天堂のソフトって時間が経っても大幅なセールもないし、中古価格も下がらないので買うのに躊躇することが多いのですが、本作はダウンロード版を購入したことに対して全く後悔していません。

 

それくらい満足いく充実の内容となっています。

 

 

画質が非常に綺麗

実際に計測したわけではありませんが、私の目で見た限りでは本作は常にフルHD60fpsで動作しているように見えました

 

スイッチはライバルのゲーム会社のハードに比べればスペックは控えめですが、こんなにきれいな映像が映せるポテンシャルがあることに良い意味で驚きました。

 

本作はスイッチが発売したばかりの2017年発売の作品ですが、黎明期と言えるこの時期にこれだけのグラフィックを実現できたのは、流石任天堂様です。

 

マリオなので全てがフォトリアルな映像、というわけではないですが、本作はある意味スーパーマリオシリーズの3D描写の到達点に達しているように思いました

 

超リアルなドラゴンもフルHD60fpsで堪能できてしまいます!

 

やはり、60fps対応というのはアクションゲームにおいては快適さが変わってくるので、このあたりも任天堂はわかっているなと思いました。

 

よくゲームハードの話題になると、ゲーム機の性能のことばかりが語られがちですが、それと同じくらいに性能を無駄使いしないように最適化することも重要だと聞くので、本作は最適化が非常に丁寧で上手なのかもしれません。

 

フォトモードも搭載されているので、美しい写真をいつでも記録することができます!

フォトモードで加工した写真を取るのが楽しく、時間が溶けます!

 

 

過去作のオマージュが豊富でファンならより嬉しい

懐かしのドンキーコング

具体的には、ステージのいたるところで昔のドット絵風の2Dマリオに変身したり、スーパーマリオ64で見られたパワースター入手時の効果音や絵の中に入り込む演出などが見られます

 

また、実はパワームーン入手時のBGMもスーパーマリオ64のパワースター入手時のアレンジで、グランドムーンの場合はスーパーマリオギャラクシーのグランドスター入手時のアレンジになっているんですよね(多分)。

 

絵の中ではBGMや効果音が8bit風にアレンジされたり、キャラクターが着ている衣装もドット絵に反映されたりしていて細かいところまで手が込んでいます。

 

隠されたドット絵のキャラクターがアイテムをくれることも。

 

 

アクションにも細かいこだわりを感じる

走り幅跳びを連続で行うと、次々ポーズが変わります。

細かいことですが、例えば走り幅跳びのアクション1つをとっても、跳び方のポーズが3種類も用意されていて、アクションの種類が少なめなマリオだからこその単調さがなくなるように配慮されているように思いました。

 

他にもジャンプでは挙げる手が左右で変わったり、パワームーンを取った時はグーチョキパーで手の形が変わったりなどなど。

 

 

 

惜しい点

ジョイコンでの操作に最適化されている

惜しい点はほぼないのですが強いて言えばジョイコンでの操作に最適化されている点でしょうか。

 

プロコンで操作すると、帽子の回転投げや下投げが少しやりづらいです。

 

ジョイコンって充電や付け外しが面倒で普段ほぼ使っていないので、他の操作形態でも遜色なく操作できたら良かったと思いました。

 

とは言え帽子の下投げってほとんど使いませんでしたし、回転投げはプロコンでも慣れれば問題ないので、プレイには支障はありません。

 

 

ただし、携帯モードでは致命的なことに帽子の回転投げが実質的に使用不可になってしまいます

 

回転投げは非常に便利なアクションなので、これが使えないのは携帯モードで遊ぶ方にとって相当痛手だと思いました。

 

 

3Dマリオの新作と言えば任天堂の看板中の看板タイトルですから、多様な遊び方を提案しているスイッチの操作方法にもっと最適化していて欲しいと思いました。

 

 

ローカルコイン集めが面倒

本作は各国で紫色のローカルコインを集めるのがやり込む上で必要になるのですが、パワームーンと違って場所のヒントをコインで購入したりできません。

 

つまり、完全に手探りで100枚、もしくは50枚集める必要があります。

 

大体のローカルコインは目につかない所にひっそりと配置されているので、攻略サイト無しで集めるのは非常に困難です。

 

僕はローカルコイン集めに関しては面倒だったのでがっつり攻略サイトを見ながら集めてしまいました。

 

個人的には攻略サイトを見ながらのプレイは嫌いなのですが、それ以上に何も分からず漫然と時間を無駄にするのが苦痛なので、できればパワームーン同様に場所のヒントをコインで購入できるようにして欲しかったです

 

 

オールクリアした感想(2022/11/21追記)

各国のみんなが集まっているのが感動的!

何と言っても、パワームーンを500個集めることで開放される月の国もっと裏がずば抜けて難しかったです

 

基本的には初心者におすすめできる作品なのですが、月の国もっと裏だけはかなり挑戦してきている印象でした。

コースの難しさというより、中間ポイントが一切無いのが精神的に苦痛でした

 

いくらコースを難しくしても、中間ポイントがあって段階的に進めるようになっている方が個人的にクリアした達成感も失われないし良いんじゃんないかと思うのですが、どうなんでしょう。

 

そして、パワームーンをすべて集めた後に開放されるクッパとの再戦ですが、こちらは思ったほど強敵ではなかったので肩透かしを食らった印象でした。

 

いや、月の国もっと裏が異常な難易度だっただけに、こちらはそれ以上に難しいと思っていたのですが、ある意味正常な難易度でした。

 

それ以外のパワームーンに関しては凄く難しいものは無かった印象で、たまに発見しづらいところに配置されている程度でちょうどいいバランスで素直に楽しかったです。

 

オールクリアにかかった時間はのんびりプレイして55時間くらいでしたが、これだけの時間プレイしてもほとんど飽きを感じさせないのが流石マリオだと思いました

 

水増し的な要素も無く、凄く充実した時間を提供してくれたゲームです。

 

今まで3Dマリオシリーズに特別な思い入れはなかったのですが、今作をきっかけに改めてとんでもない完成度の高さから好きになりました。

 

 

終わりに

 

今回は久々のマリオ本編を遊んでみました。

 

PS4とかで操作や話が複雑なゲームばかり遊んでいたので、良い意味で気楽に遊べるマリオはとても楽しくて、エンディングまで毎日何時間も連続でプレイしてしまいました。

 

テキストが少なく、あまり考えず直感的にプレイできるのもマリオの良いところですよね。

 

3Dゲームの中ではトップクラスに初心者の方に配慮されているゲームなので、ゲームが苦手な方にも自信を持っておすすめできます。

 

総合評価: 100点

 

他の3Dマリオの作品は以下の記事でレビューしているので、是非合わせてご覧ください。

shironoshiro.com

shirosgamereview2021.hatenablog.com

shirosgamereview2021.hatenablog.com

 

このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、よろしければ他の記事も読んでいただけると嬉しく思います。

コメントや質問がありましたら遠慮なくご連絡ください!

 

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

【疑問】なぜゲーム開発者は60fpsにこだわってくれないのか?

すみません、今回は完全に文句です。すぐに削除するかもしれません。

だけどもやもやするのでなんとなくブログに書いて発散したいと思います。

 

今回私が言いたいのは、なぜゲーム開発者は60fps(と解像度)にこだわってくれないのか?ということです。

合わせてご覧ください。

shironoshiro.com

 

目次

 

フレームレートを犠牲にする風潮はやめて欲しい

映画の多くは24fpsですが、ゲームでは最低でも30fpsが多いです。

最近PS5で多くのソフトが発売されていて、一応60fpsのモードが搭載されているもののクオリティ重視のモードでは大抵30fpsだったりします。

 

PS3時代から言えることでもありますが(それ以前から?)なぜゲームの開発者さんたちは60fpsにあまりこだわらないのでしょうか。

 

国内外のゲームに言えることですが、やはり30fpsと60fpsではゲームの操作の手触り感や視認性などの快適さが変わってくるので無理をしてでもアクションゲームなら60fpsを目指すべきだと思います

 

昨今のクオリティのゲームならおそらく静止画のクオリティが半分になったところで誤差程度の違いしかありません。

(実際、モンハンワールドではグラフィック優先にしても、解像度やフレームレートを優先にした場合と比べてほとんどグラフィックの差が分かりませんでした。)

 

残念なことに、最近のゲーム開発では最適化の工程を省いてGPUの性能任せで無理やり無駄の多い処理をさせていることも多いらしいです。

これではいくらゲーム機の性能が上がったところで性能を無駄使いして終わりです。

 

XboxOneでもデビルメイクライ5やタイタンフォール2のようにフォトリアルな作品で60fpsを維持する作品はあるのですから、ここは妥協すべきポイントでは無いと思います。

 

また任天堂をはじめとしたタイトルではスイッチにおいても60fpsの作品はたくさんありますし(しかもフルHDで!)、なおかつグラフィックも美しいものがたくさんあるのですから他のメーカーさんにも任天堂の姿勢は見習ってほしいところです。

 

 

同じゲームハードでもなぜか60fpsをしっかり維持しているフォトリアルな作品と、アニメ調でポリゴンが少ないゲームなのに30fpsも維持できていない作品があったりします。

 

開発者さんの経験や技量にもよるところでしょうが、ここはぜひとも妥協せずに60fpsを目指して頂きたいです。

 

ゲーム開発者の方ならゲーム好きな方も多いでしょうし、フレームレートの影響の大きさも理解できているはずなのになぜか30fpsで妥協するメーカーが多いです。

 

最近の開発現場では、高性能なPC上でゲームを作るため性能の無駄使いが多くなりがちらしいです。

 

ゲーム体験に大きく関わる部分ですから、他のメーカーにも是非任天堂カプコンの最適化の技術を模倣していってほしいところです。

 

 

もっと言えば、解像度も妥協してほしくないポイントです

フルHDも徐々に過去の解像度になりつつあるのかもしれません。

私はスイッチなどのゲーム機で遊ぶ場合はフルHDのモニターをいつも使っているので、720pなどそれより低い解像度を出力する場合若干ぼやけて見えます。まあHD画質なら綺麗に見えますがゲームによっては気になることもしばしばあります。

 

モニターの画素数とゲームの出力される画素数が違うとどうしても若干ぼやけた映像になってしまうので、やはり多くの人が使っているであろうフルHDや4Kといった解像度を妥協せずに目指してほしいところです。

 

 

結論

グラフィックと解像度・フレームレートなどのパフォーマンスのバランスを考えてほしいです。

結局のところ解像度もフレームレートも犠牲にしないで、というのが個人的に思うところです。

 

開発者の方がグラフィックにこだわってくれるのは嬉しいことですが、あくまでフルHD60fps(スイッチやPS4の場合)を出力できる範囲内で試行錯誤してほしいなと思いました。

 

 

冒頭にも書きましたが、フレームレートや解像度が低いと操作の手触り感や視認性などの快適さがだいぶ変わってきますし、3D酔いの軽減にも繋がります。

 

これらはゲームタイトルそのものの評価を上げる要因に十分なり得る要素だと個人的に思うので、これから先のゲーム業界においても解像度・フレームレートを大事にする風潮が生まれるといいなと思いました。

 

720p30fpsの、解像度やフレームレートを犠牲にしてグラフィックに力を入れた作品よりも、1080p60fpsの範囲内でそれなりにグラフィックにこだわった作品で遊びたいと、1ユーザーとしては思います。

 

合わせてご覧ください。

shironoshiro.com

 

このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、興味がありましたら他の記事も見ていただけるとお役に立てると思います。

コメントや質問がありましたら遠慮無くご連絡ください!

 

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

エンター・ザ・ガンジョンで謎のイベントに見舞われたお話

先日エンター・ザ・ガンジョンというゲームをプレイしていて、奇妙な出来事に見舞われました。

以下簡潔に何が起こったのか記録しておきます。

 

 

まずレインボーモード(+チャレンジモード)でプレイしていて、クローンで二週目のガンジョンに挑んでいました。

そして第3チェンバーに移動して虹色の宝箱を開けようとした瞬間、突然画面が暗転して第4チェンバーがスタートしました

 

突然の出来事で攻略サイトにもそれらしい情報が無く意味不明でしたが、仕方ないのでそのまま進めると、間にザコ敵と戦う部屋がなく、最初のエレベーターの部屋の次がいきなりボス部屋になっていました

ルートの分岐などは一切ありませんでした。

 

 

これも意味不明でしたがしょうがないので進めると、第4チェンバーのはずなのになぜかボスがイーブルスコープでした

しかもイーブルスコープが2体いて、体の所々がバグったようにモザイクになっていました。

 

意味不明ながらも戦って、なんとか勝利しました。

 

そしてその勝利後の景品もおかしなことになっていました。

部屋中にアイテムが大量に落ちていて、正確には覚えていませんが合計20個くらいのアイテムが落ちていたと思います。確か全てハートか鍵、弾薬箱だったと思います。

 

そして景品台が部屋の中央に8つくらい設置されていて、部屋の隅にも2つくらい設置されていました。そしてその景品台のほとんどがミミックでした

 

一応ミミックも倒して、次のチェンバーに向かうエレベーターに乗ると、今度は普通に第5チェンバーが始まり、以降いつも通り通常の流れで第6チェンバーまでクリアしてエントランスに戻りました。

 

 

上に書いたことが実際に起ったことの顛末になります。

スクリーンショットを撮らなかったことに激しく後悔しているのですが、当時は動揺し過ぎていたのかもしれません。

 

本当に意味不明な出来事だったので誰か分かる方がいたら解説していただきたい..................という旨を書こうとしていたら、ちゃんと調べたらwikiにしっかり説明が載っていました!

 

どうやら0.1%の確率で宝箱が「壊れた宝箱」になるらしく、この宝箱を開けようとすると上記のようなイベントが発生するようです。

気付かなかったのですがレインボーモードの宝箱が「壊れた宝箱」になっていたようです。

 

いやあ、本当に作り込みや隠し要素が底なしのゲームだと思いました。

 

PS4でゲームの看板にもイーブルスコープが描かれていますが、イーブルスコープはこのゲームの中でも何か特別なんでしょうかね?

よく分かりませんが変なゲームのバグじゃなくて安心しました。

 

お読みいただきありがとうございました。