任天堂のライバルと言えるプレイステーションやXboxではグラフィックを売りにしたソフトが数多くありますが、Switchではどちらかというとコンテンツやゲーム性の面白さを追求した作品が多いです。
ハードの都合上仕方ない部分ではあります。
しかし、SwitchにもプレイステーションやXboxに劣らない美麗なグラフィックの作品は数多くあるので、その一部をご紹介したいと思います。
判断基準としてはグラフィックはもちろん、解像度やフレームレートの高さなども評価点に加えた上で選出しています。
グラフィックだけこだわっていても、快適に遊べなかったら意味が無いですからね。
- スーパーマリオオデッセイ
- ベヨネッタシリーズ
- モンスターハンターライズ: サンブレイク
- ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX
- ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
- マリオカート8DX
- アスファルト9レジェンズ
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- その他の個人的にSwitchでグラフィックが綺麗だと思ったソフト一覧
- 終わりに
スーパーマリオオデッセイ
まず紹介するのはこちら、スーパーマリオオデッセイです。
言わずと知れた任天堂の看板タイトルですが、その描写技術においても有無を言わさぬ出来栄えとなっています。
詳しくは以下の記事でレビューしているので興味があれば是非ご覧ください。
shirosgamereview2021.hatenablog.com
マリオらしいデフォルメされたグラフィックで作り込まれていて、3Dマリオシリーズとしても過去1番のグラフィックの美しさとなっています。
ちゃんとフルHD60fpsにも対応しているのが凄いです。
内容は箱庭マップのステージでパワームーンというアイテムを集めていくのが目的となっています。
ビジュアル的に優れているだけでなく、その仕掛けの密度も凄いことになっていて、少し進めば気になるところがいくつも出てきて完全にやめ時を失う作りになっています。
ボリュームも満点な作品になっているので、迷ったら買って損の無い作品だと思います。
ベヨネッタシリーズ
2つ目に紹介するのは、ベヨネッタシリーズになります。
ベヨネッタシリーズはプラチナゲームズが開発を手掛けるアクションゲームで、元はセガから発売されたゲームですが、今では任天堂が販売するソフトとなっています。
Switch限定でベヨネッタ3が発売されているので、今のところベヨネッタが3作品全て遊べるのはSwitchだけとなっています。
グラフィックは任天堂が発売するタイトルでは珍しくフォトリアル寄りの描写となっており、どの作品もフレームレートが高めに設定されているのが特徴です。
金属の質感やど派手なアクションはグラフィックの美しさを一層引き立てており、巨大な敵とのバトルは迫力と爽快感抜群となっています!
最新作であるベヨネッタ3は他作品に比べて若干解像度が低いような気もしましたが、ほとんどの場面で高いフレームレートを維持しているのでかなり快適に遊べると思います。
若干人を選ぶようなゲーム性となっていますが、セクシー描写やグロ描写に抵抗のない方で、Switchでフォトリアルな描写のアクションゲームを求めている方は是非プレイしてみてください。
モンスターハンターライズ: サンブレイク
次に紹介するのは、カプコンが開発・販売を手掛けるモンスターハンターライズ: サンブレイクになります。
モンスターハンターといえば初代から一貫してフォトリアルなグラフィックを追求しており、本作でもその流れを汲んで、Switchの中でも最高峰のフォトリアルな描写を実現しています。
残念ながらフレームレートや解像度は若干抑えられている印象でしたが、それを差し引いても本作のグラフィックの完成度は目を見張る物があります。
気になった方は体験版を無料でダウンロードできるので、自分の目でグラフィックを確かめてみてください。
カプコンのREエンジン※は本当、凄いですよ。
※カプコンが開発した、このゲームにも使われているゲームソフトの開発エンジンのことです。
shirosgamereview2021.hatenablog.com
ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX
次に紹介するのは、ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXです。
こちらはWiiUで発売されたゼルダ無双に追加コンテンツを加えたソフトになります。
グラフィックの品質も良いのですが、それに加えて1080p60fpsに対応している点が素晴らしいです。
結構視点が激しく動くゲームなので、フレームレートの高さは重要です。
また、本作は確かWiiU版の時点では720p30fpsだったはずなので、Switchのマシンパワーの高さと開発者の方の最適化の上手さが伺えます。
解像度やフレームレートだけでなく、WiiU版からグラフィックも美しくなっており、敵の出現数も増加しているので、無双ゲームとしての完成度にさらに磨きがかかっています。
あまり売れている印象の無い本作ですが、ゼルダシリーズが好きな方なら本作のお祭り感あふれる内容はかなり楽しめると思いますよ。
謎解き要素は殆どなく、無双アクションが主となっている点は注意です。
オリジナルストーリーが楽しめるのも注目ポイントなのですが、それがおまけに感じるくらいにやりこみ要素がとにかくありえないくらいてんこ盛りなので、コスパの良いソフトを求める方にもオススメです。
過去にレビュー記事を書いているので、興味がありましたらご覧ください。
shirosgamereview2021.hatenablog.com
少なくとも数百時間は遊べるんじゃないかと思います。
ただし、飽きなければの話ですが...僕はアドベンチャーモードで数マップ頑張った所で力尽きました。
でも、敵をバッサバッサ倒しまくるのが気分爽快なので時々今でもプレイすることがあります。
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
次に紹介するのは、誰もが知るSwitchの名作中の名作、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドです。
水彩画のような優しいタッチのグラフィックが特徴的で、どの場面を切り取っても1つの芸術作品になりうるような、画作りの上手さがこのゲームにはあります。
加えて景観も一つのゲームとは思えないくらいバラエティ豊かなロケーションが用意されているので、ほんとにびっくりしたんですが、大人になった今でも本当に旅をしている錯覚を起こすくらい、ワクワクが止まらないゲームとなっています。
自分の文章力の無さが悲しいですが、本当に凄い作品で、200時間くらい気付いたら夢中でプレイしてました。
大げさに聞こえるかも知れないですが、今の歳になって普段1人用のゲームを何百時間もプレイすることは無かったので、期待していなかった自分にとっては良い意味で衝撃的な作品でした。
ちょっと話が逸れましたが、パフォーマンスに関しては30fpsとなっていて、フレームレートは高いとは言えないものの、視点を激しく動かすようなゲームではないのでプレイに支障は全くありませんでした。
思わず色んな場面でスクショをしたくなるくらい、芸術的な美しさの詰まった作品です!
続編が来年に控えているので、僕も今のうちにもう1周プレイしておきたいところです。
マリオカート8DX
次に紹介するのは、こちらも言わずと知れた世界一売れたレースゲーム、マリオカート8DXです。
未だにコースが追加され続けている化け物級ソフトで、Switchソフトの世界売上本数堂々のNo.1。
グラフィックも完成度が高く、WiiU版が元になっていますがSwitchでは1080p60fpsに対応。
数あるSwitchソフトの中でもトップクラスの映像表現を誇ります。
マリオシリーズなのでフォトリアルとは違いますが、デフォルメされたグラフィックとしては完成形に達していると思いました。
アスファルト9レジェンズ
次に紹介するのは、マリオカートとは違ったフォトリアル路線のレースゲーム、アスファルト9レジェンズです。
あまり知られていないかもしれませんが、本作はスマホの無料ゲームの移植作で、Switchでも無料でダウンロードして遊ぶことができます。
思い出話ですが、僕がまだ高校生だった頃、本作の前作をiPhone5Sでプレイしていたのですが、当時の時点で実写さながらのグラフィックだったのを覚えています。
今思えばあんな凄いグラフィックを当時のスマホで実現していたのが驚異的に思います。
そんなアスファルトシリーズの最新作ということもあり、全体的にパワーアップしたアスファルト9をSwitchでも遊べます。
凄いことに、ちゃんと1080p60fpsに対応しています。
マリオカートに比べて速度が速く、グラフィックもフォトリアルで、車両同士の激しいぶつかり合いやクラッシュの表現もリアルになされているのですが、処理落ちなどもせずに快適に遊べます。
もちろん車体の表現や路面の光の反射の具合なども本物さながらで、Switchでこんなソフトが動くことに驚きですが、やはりそれ以上にスマホでも動くというのが凄いですね。
いやあ、携帯電話でこんな重厚なゲームができるとは、凄い時代になったものです。
本作は無料でダウンロードできるので、興味がありましたら是非自分の目で確かめてみてください。
方向性が違うので単純な比較はできませんが、個人的には上で紹介したマリオカート8DXよりもこちらの方がグラフィックの品質が高いように思いました。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
次に紹介するのは、世界一売れた格闘ゲーム、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALです。
本作は格闘ゲームなので、あんまりじっくりとグラフィックを楽しむ場面は少ないと思いますが、実はめちゃくちゃこだわって作られています。
キャラクターやステージももちろん凄く美しいのですが、それ以上に背景の作り込みが素晴らしいです。
例えば、スマブラで代表的な戦場のステージの背景は雄大な滝が写実的なグラフィックで細部まで描かれていてついつい見惚れてしまう美しさです。
また、ゼルダの伝説スカイウォードソードのステージでは、忠実に再現されたスカイロフトを様々な角度から堪能できるので、原作をプレイした人ならさらに楽しくプレイできると思います。
スターフォックスのライラットクルーズでは、ステージの足場が宇宙船になっているので、宇宙船が進んでいくことでどんどん背景が変わっていき、まるで宇宙を旅しているかのようです。
ステージは美麗なだけでなくギミックも満載なので、製作者さんの作り込みが半端では無いのが分かります。
もちろん1080p60fps対応です。
ゲームの性質上キャラやステージによってグラフィックの品質が異なりますが、全体的にはフォトリアルというより少しアニメ調寄りのグラフィックとなっています。
炎や電気などエフェクト関連もアニメ調で統一されています。
オンラインゲームなので人によっては無限に遊べますし、本作は1人用モードも灯火の星を中心にかなり充実した内容になっているので、ほとんど1人でしか遊ばなかった筆者も50時間以上余裕で遊べる内容となっていました。
また、本作をきっかけに様々なゲームシリーズの特徴を垣間見ながら楽しむこともできるので、なんともお買得なソフトとなっています。
本編だけでも凄いボリュームなのですが、ファイター追加パスなどを購入するとキャラクターをはじめとした様々な要素がさらに追加されていくので、スイッチの中でも屈指のゲームボリュームを誇る一本です。
その他の個人的にSwitchでグラフィックが綺麗だと思ったソフト一覧
一つ一つ少しずつ解説を加えたいところですが、キリがないので残りは一覧形式にして省略させていただきたいと思います。
- スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド
- ドラゴンズドグマダークアリズン
- パンツァードラグーン リメイク
- あつまれどうぶつの森
- スプラトゥーン2・3
- リングフィットアドベンチャー
- ルイージマンション3
- ゼルダの伝説夢をみる島 リメイク
- ペーパーマリオオリガミキング
- マリオテニスエース
- ARMSアームズ
- Newポケモンスナップ
- ピクミン3デラックス
- ヨッシークラフトワールド
- 進め!キノピオ隊長
- ニンテンドースイッチスポーツ
- アストラルチェイン
- ニーアオートマタ
- Ori and the Blind Forest: Definitive Edition
- The Elder Scrolls V: Skyrim
- DARK SOULS REMASTERED
- Burnout Paradise Remastered
- バイオハザードトリプルパック
- モンスターハンターストーリーズ2
- スターリンク バトル・フォー・アトラス
- アサシンクリードシリーズ
※その他の項目では筆者が未プレイのタイトルを含みます。ユーチューブのNintendo公式チャンネルでPVを確認できます。Nintendo of AmericaのチャンネルではおそらくSwitch実機での映像が使われていないソフトも多いので、Nintendo公式チャンネルの方で確認することをおすすめします。
終わりに
記事を執筆していて思ったのですが、任天堂製のソフトはやっぱり本家だけあって多く選出される結果となりましたね。
任天堂のソフトの多くはフォトリアル系ではなくデフォルメされたグラフィックですが、十分に綺麗さを実感できると思います。
もちろんサードパーティ製のソフトも頑張っているソフトはたくさんありますから、これからさらに開発技術が向上していってグラフィックはどんどん綺麗になっていくと思います。
この記事は僕の経験や仕入れた情報を元に随時更新しています。
余談ですが、スイッチはPS3を倍以上上回る性能を有しているので、PS4などの移植作はパフォーマンスを吟味した上で買う必要があると思いますが、PS3時代以前の作品やスマホゲームの移植ならば快適に遊べるはずです。
買ってから後悔しないように、グラフィックやパフォーマンスについては少し調べてから購入するのがオススメです。
ゲームは安い買い物ではないですからね。
このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、興味がありましたら他の記事も見ていただけるとお役に立てると思います。
コメントや質問はいつでもお待ちしています。
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m