Nintendo Switchってかなり新しいゲーム機だと思っていたんですけど、振り返ってみると2017年の発売からもうすぐ6年経つのですね。
時間の流れが速すぎて怖いです。
そんなSwitchですが、従来の任天堂ゲーム機のライフサイクルを考えると、そろそろ次世代機がいつなのか気になってくる人も多いと思います。
特に今後Switchを購入しようか迷っている人には、今買っても大丈夫なのか、すぐに次世代機が発表されるのではないかと不安になりますよね。
結論から述べると、個人的にはSwitchの次世代機は2025年の前半に発売されるのではないかと予想します。
以下、その理由をいくつかの項目に分けて紹介していきたいと思います。
合わせてご覧ください。
目次
- Switchのライフサイクルは従来のゲーム機のライフサイクルよりも長くなると公式が発言
- Switch本体の売上は巣ごもり需要で大きく増えた
- AAAゲームと開発費用の問題
- 終わらない半導体不足
- 有機ELモデルを2021年後半に発売している
- ソフトによるが、ゲームに求められる性能が既に十分な域に達している
- スプラトゥーン3のアップデートが2年間は実施される(2023年1月24日追記)
- まとめ
Switchのライフサイクルは従来のゲーム機のライフサイクルよりも長くなると公式が発言
ファミリーコンピューターの発売日は1983年7月15日、スーパーファミコンの発売日は1990年11月21日となっています。
つまりファミコンのライフサイクルは約7年4ヶ月です。
任天堂公式は、Switchは従来のゲーム機よりもライフサイクルが長くなる、という趣旨の発言を過去にしているので、7年4ヶ月以上はライフサイクルがあると考えられます。
というわけで、Switchの発売日は2017年3月3日なので、Switchの次世代機は少なくとも7年4ヶ月後の2024年7月以降の発売になると言えると思います。
Switch本体の売上は巣ごもり需要で大きく増えた
Switchは2020年からの巣ごもり需要で大きく売る上げを伸ばしましたが、これ以降の時期に購入した人からすると、今年中に次世代機の発表をするのはまだ期間が短すぎて「買ったばかりなのにもう新型が発売するの?」と不満を招く一因になりうると思います。
また、直近で本体を購入した人が多いので、次世代機をすぐに発売してもスムーズに移行できない可能性が高いです。
AAAゲームと開発費用の問題
Switchの性能は、最新の処理の重すぎるタイトルは動かせないですが、中規模くらいのグラフィックならば十分に動かすことができています。
処理の重いフォトリアルなAAAタイトルは開発費用が莫大になりすぎていて、開発に時間もかかり量産できない欠点があります。
なので、たとえ高性能な次世代機を出しても、それをフルに活かしたような新規タイトルはそうたくさんは発売できないのではないかと思います。
その点現状のSwitchの性能で動かせるレベルのタイトルは、開発費用が比較的安く済むのでソフトを量産しやすく、今後も安定したソフトの供給を続けることができると思います。
PCパーツの世界では基本的に大は小を兼ねるので性能は高いに越したことはないですが、Switchの性能でもまだまだ時代遅れとは言えないグラフィックを実現しているタイトルは多いので、そう急いで新型を出す必要はないのかなと思います。
shirosgamereview2021.hatenablog.com
終わらない半導体不足
ゲーム機には当然半導体が必要になるので、半導体不足が一段落つくまで任天堂は次世代機の発売はしないのではないかと思います。
PS5やXboxSeriesの二の舞になってしまいますからね。
いつまで続くのか、ネット上では様々な予測がされていますが、そうすぐに収まる問題ではないのは確かです。
有機ELモデルを2021年後半に発売している
任天堂はSwitchの上位モデルと言える、有機ELモデルを2021年10月8日に発売しています。
マイナーチェンジとは言え、新型機を発売した以上は次世代機の投入までに最低でも3年くらいは期間を空けるのが妥当ではないかなーと思います。
買ったばかりのボリューム層の人からしたら、すぐ次世代機が出るのはあまり良い気分ではないですからね。
過去の例から言うと、DSiLLを発売してから1年半も経たずに3DSを発売したこともあるのでなんとも言えませんが...。
ただDSが現役だった当時よりも日本の景気が悪く、消費が活発ではないと思うので、新型を出したからには3年以上の十分な期間を設けてから次世代機を出すと個人的には予想します。
ソフトによるが、ゲームに求められる性能が既に十分な域に達している
賛否両論あるとは思いますが、上手く最適化を尽くした作品ならば、Switchの性能でも十分に綺麗なグラフィックを実現できていると思います。
shirosgamereview2021.hatenablog.com
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比べればPS4やPS5のグラフィックに比べて劣っている部分があるのは分かるのですが、あえて比較しなければ上の記事で紹介したような最適化の上手いソフトは十分に綺麗に感じられるレベルに到達しています。
ただ、性能不足(最適化不足?)を指摘されているタイトルがあるのも事実ですし、いずれはテレビなどでのフルHDの解像度も陳腐に感じるようになってくると思います(多くのスマホが既にフルHDを超えていますし)。
やはりテレビなどの大画面化への需要に合わせると、Switchも4K解像度や60fps以上のフレームレートを標準にできるくらいのマシン性能がそう遠くないうちに必要になってくるのは事実かと思います。
ただそれは、今すぐにではないと思います。
ガジェット好きでなければまだまだフルHD以下のテレビを使っている家庭も多いと思いますし、地デジ化の時のようなテレビの強制的な買い替えイベントも今のところ無さそうなので、もうしばらくは現行のSwitchで役目を果たしていけそうです。
スプラトゥーン3のアップデートが2年間は実施される(2023年1月24日追記)
任天堂の大型タイトルであるスプラトゥーン3では、発売後少なくとも2年間は継続的なアップデートが実施されることが公式からアナウンスされています。
ブキ・ギアや新しい対戦モードなどの無料アップデートに加え、有料の大型DLCの存在も告知されています。
このような大型タイトルのアップデートが終わる前から次世代機を発売するとは考えにくいので、早くてもアップデート終了後の2024年10月以降からが次世代機を発売する時期だと考えられます。
まとめ
- Switchは従来の任天堂ゲーム機よりも長いライフサイクルになる
- 2020年からの巣ごもり需要で爆発的にヒットしてからまだ期間が浅い
- 次世代機の性能をフルに活かすような新規タイトルは開発規模の問題で量産できない
- 半導体不足の終わりがまだ見えない
- 有機ELモデルを発売してから最低でも3年くらいは期間を設けると思う
- ソフトによるが、ゲーム機の性能が既に十分な域まで進化した
- スプラトゥーン3のアップデートが発売後2年間は実施される
以上のような理由から、Switchの次世代機は2025年前半くらいが妥当な時期なのかなと思います。
2025年前半というと、Switchの発売日から8年もの期間に達しますが、現在のSwitchの勢いを見るとそのくらい長引いても全然おかしくないくらいの売れ行きです。
下手に現行機の勢いがあるうちに次世代機を出しても、せっかく獲得した客層をすぐに切り捨てることになってしまいますからね。
2026年以降はプレステやXboxの後継機も発売の可能性がある時期になってきて流石に性能不足感が否めなくなるので、それよりも前に次世代機を出さざるをえなくなるとは思います。
また、2025年にもなれば4K解像度も今よりだいぶ一般的になっている頃でしょうから、枯れた技術の水平思考の任天堂でも4Kに対応するために次世代機を投入してくる可能性が高いです。
まあこんな予想をしておいてなんですが筆者はまだフルHDのモニターを使っていますし、2026年以降も現行のSwitchで新作が提供されていくならば、次世代機の発売が2026年以降になったとしても買い替えの必要がなくなるので経済的には寧ろありがたかったりするんですけどね笑。
ただ今のところ次世代機の発売が2026年以降になると予測できるような判断材料が見つからないので、上記のような予想としておきました。
このブログではゲームのコラムや僕がプレイしたゲームソフトのレビュー、購入した商品のレビューなどを行っているので、興味がありましたら他の記事も見ていただけるとお役に立てると思います。
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お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m