シロウ's ゲームレビュー(仮)

実際に筆者がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームに関する情報、購入した商品のレビューなどを中心に投稿しています。

【今更?】PS・Xbox等でのモンハンライズ移植決定に対する正直な感想。

サッカーで日本代表がスペイン相手にドラマチックな歴史的勝利を収め、興奮が収まらないなか割と衝撃的な知らせをツイッターで目にしてしまいました。

 

それが、モンハンライズと追加コンテンツのサンブレイクがPS4・PS5を始め、他機種でも展開されるという知らせ。

 

ゲームユーザーからすると賛否の分かれるニュースだと思ったので個人的な感想を述べたいと思います。

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モンハンのためにSwitchやPCを買った人もいる

モンハンといえばファンの多い日本を代表するゲームの1つですから、その最新作がSwitchやSteam限定で発売される形になったら、もしSwitchやPCを持っていなくても購入する層は一定数いると思います。

 

その中には当然もともとPS4・PS5, Xboxなどを所有していた人もいるわけです。

 

事実上SwitchとSteam限定で供給される形となっていましたので、後にPSやXboxでも発売されることがSwitch版の発売の前に告知されていればそちらを待つ人も一定数いたんじゃないでしょうか

 

しかもPSやXbox、PCは基本的にSwitchよりもハイスペックなので、携帯性にこだわらない人の多くはそちらでプレイしたいという人が多かったんじゃないでしょうか。

 

流石に、今回のように事前になんのアナウンスも無くSwitch版→Steam版→PS・Xbox版等と何段階にも分けて発売していたらユーザーを蔑ろにしている気がします。

 

その証拠に、ツイッターのリプ欄では不満の声が多く上がっています。

 

プラットフォームが広がることでメリットがある人も多いのは分かるのですが、この売り方だと最初に購入したファンが困惑してしまう可能性があります。

 

 

不満に拍車をかけるクロスセーブ非対応

他機種での発売だけでも不満がある中、クロスセーブにも非対応なことが判明しています。

 

モンハンといえば何百時間、人によっては1000時間以上やり込んで強力な装備を探究するのが1つの醍醐味ですから、他機種でやるならまた始めからとなったらガッカリする人は多いのは想像がつきます。

 

カプコンが本当に純粋に売上の増加を望んでいるなら、ここは無理をしてでもクロスセーブは対応させるべきだったと思います。

 

というか今の技術でクロスセーブってそんなに難しいことなんでしょうか?

モンスターハンターXXでは3DSとSwitchでクロスセーブができていましたから、不可能ではないと思うのですが...。

 

因みにクロスプレイにも対応していません。

 

 

今後のゲーム業界の信頼性に関わる

スクエニドラクエ11FF7リメイクで何度も短期間に完全版商法を繰り返して信用を落としていましたが、今回の件で他のメーカー全体も危うくなってしまった気がします。

 

一昔前はゲームハードごとに独占ソフトがたくさん用意されていて、それを判断基準にどのハードを購入するかユーザーが判断していましたが、もう今はそういう価値観が崩れています。

 

いや、別にそれ自体は全然構わないんです、一つのハードで色んなゲームを遊べたほうが皆嬉しいはずですから。

 

しかし、アナウンス無しの時限独占というのはユーザーからするとメリットがありません。

 

普通はハードとはソフトのために仕方なく買うものですから、コレクターでもない限りゲームハードをいくつも買いたくないはずです、安い買い物ではないですから。

 

しかし時限独占が横行すると、あたかもそのハード限定で供給されるものだと思い、後悔する人が続出してしまうと思います。

 

これはゲーム業界全体の信頼性に関わることなので、時限独占するにしても今後他機種で出すつもりであることを最初から伝えておくのがベターではないでしょうか?

 

今回の件では、他機種版の発売についてはSwitchでサンブレイクが発売してから半年後に初めてアナウンスされましたから、困惑するユーザーも多いと思います。

 

 

パフォーマンスは信じてもいいですよね?

ここまで発売を引き伸ばしたからには、パフォーマンスについては信じてもいいですよね?

 

告知映像を見て一番気になったのが、モンハンライズがSwitchのスペックに最適化された作品であるにも関わらず、PS5とXbox Series Xで4K/60fps or 1080p/120fpsであるということ

 

PS5って10.3TFLOPSですから、Switchの約25倍のGPU性能がありますよね。

4K120fpsは無理なんでしょうか?

 

てっきりチェッカーボードの疑似4K+120fpsくらい余裕で出せると思っていたのですが...。

 

ということで、標準PS4で1080p60fpsが出せるのか怪しくなってきました

 

スペック差を考えれば、標準PS4で1080p60fps余裕で出せるはずですし、グラフィックが段違いなモンハンワールドと同じ1080p30fpsではないと思いたいです...。

 

PS5とXbox Series Xについてはパフォーマンスが明記されていますが、PS4Xbox Oneについては調べた限りどこにも情報がありません。少し不安です。

 

 

終わりに

ソフトのハードのあり方がここ数年でだいぶ変わってきたように思います。

 

PS陣営は自分たちの特権だった独占ソフトをPCに供給しまくってしまいましたし、他にもPS4などで人気を博していたソフトが続々とSwitchで発売されたり。

 

今回は逆にSwitchで人気なソフトがPSで発売されることとなり、ハードの垣根がなくなろうとしています。

 

純粋に独占ソフトと呼べるのはもう任天堂から発売されるソフトだけと言えそうです。

 

それはそれで良いことでもあるのですが、もう少しユーザー目線な情報提供ができた方が良い気がしたので、気持ちを吐き出して整理するために今回記事にさせていただきました。

 

このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、興味がありましたら他の記事も見ていただけるとお役に立てると思います。

 

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【まとめ】Switchで景色・グラフィックが綺麗なソフトを紹介します

任天堂のライバルと言えるプレイステーションXboxではグラフィックを売りにしたソフトが数多くありますが、Switchではどちらかというとコンテンツやゲーム性の面白さを追求した作品が多いです。

ハードの都合上仕方ない部分ではあります。

 

しかし、SwitchにもプレイステーションXboxに劣らない美麗なグラフィックの作品は数多くあるので、その一部をご紹介したいと思います

 

判断基準としてはグラフィックはもちろん、解像度やフレームレートの高さなども評価点に加えた上で選出しています。

グラフィックだけこだわっていても、快適に遊べなかったら意味が無いですからね。

 

 

スーパーマリオオデッセイ

まず紹介するのはこちら、スーパーマリオオデッセイです。

 

言わずと知れた任天堂の看板タイトルですが、その描写技術においても有無を言わさぬ出来栄えとなっています

 

詳しくは以下の記事でレビューしているので興味があれば是非ご覧ください。

shirosgamereview2021.hatenablog.com

 

マリオらしいデフォルメされたグラフィックで作り込まれていて、3Dマリオシリーズとしても過去1番のグラフィックの美しさとなっています。

ちゃんとフルHD60fpsにも対応しているのが凄いです。

 

内容は箱庭マップのステージでパワームーンというアイテムを集めていくのが目的となっています。

 

ビジュアル的に優れているだけでなく、その仕掛けの密度も凄いことになっていて、少し進めば気になるところがいくつも出てきて完全にやめ時を失う作りになっています。

 

ボリュームも満点な作品になっているので、迷ったら買って損の無い作品だと思います。

色んな景色を思わず写真に収めたくなります!

 

 

ベヨネッタシリーズ

2つ目に紹介するのは、ベヨネッタシリーズになります。

 

ベヨネッタシリーズはプラチナゲームズが開発を手掛けるアクションゲームで、元はセガから発売されたゲームですが、今では任天堂が販売するソフトとなっています。

 

Switch限定でベヨネッタ3が発売されているので、今のところベヨネッタが3作品全て遊べるのはSwitchだけとなっています。

 

グラフィックは任天堂が発売するタイトルでは珍しくフォトリアル寄りの描写となっており、どの作品もフレームレートが高めに設定されているのが特徴です。

 

金属の質感やど派手なアクションはグラフィックの美しさを一層引き立てており、巨大な敵とのバトルは迫力と爽快感抜群となっています!

 

最新作であるベヨネッタ3は他作品に比べて若干解像度が低いような気もしましたが、ほとんどの場面で高いフレームレートを維持しているのでかなり快適に遊べると思います

 

若干人を選ぶようなゲーム性となっていますが、セクシー描写やグロ描写に抵抗のない方で、Switchでフォトリアルな描写のアクションゲームを求めている方は是非プレイしてみてください

派手なシーンが盛り沢山です!

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モンスターハンターライズ: サンブレイク

次に紹介するのは、カプコンが開発・販売を手掛けるモンスターハンターライズ: サンブレイクになります。

 

モンスターハンターといえば初代から一貫してフォトリアルなグラフィックを追求しており、本作でもその流れを汲んで、Switchの中でも最高峰のフォトリアルな描写を実現しています

 

残念ながらフレームレートや解像度は若干抑えられている印象でしたが、それを差し引いても本作のグラフィックの完成度は目を見張る物があります

 

気になった方は体験版を無料でダウンロードできるので、自分の目でグラフィックを確かめてみてください。

 

カプコンのREエンジンは本当、凄いですよ。

カプコンが開発した、このゲームにも使われているゲームソフトの開発エンジンのことです。

shirosgamereview2021.hatenablog.com

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ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDX

次に紹介するのは、ゼルダ無双ハイラルオールスターズDXです。

 

こちらはWiiUで発売されたゼルダ無双に追加コンテンツを加えたソフトになります。

ゼルダと無双の最初のコラボ作品で、開発はコーエーテクモ

 

グラフィックの品質も良いのですが、それに加えて1080p60fpsに対応している点が素晴らしいです

結構視点が激しく動くゲームなので、フレームレートの高さは重要です。

 

また、本作は確かWiiU版の時点では720p30fpsだったはずなので、Switchのマシンパワーの高さと開発者の方の最適化の上手さが伺えます。

 

解像度やフレームレートだけでなく、WiiU版からグラフィックも美しくなっており、敵の出現数も増加しているので、無双ゲームとしての完成度にさらに磨きがかかっています。

 

あまり売れている印象の無い本作ですが、ゼルダシリーズが好きな方なら本作のお祭り感あふれる内容はかなり楽しめると思いますよ。

 

謎解き要素は殆どなく、無双アクションが主となっている点は注意です。

 

オリジナルストーリーが楽しめるのも注目ポイントなのですが、それがおまけに感じるくらいにやりこみ要素がとにかくありえないくらいてんこ盛りなので、コスパの良いソフトを求める方にもオススメです。

 

過去にレビュー記事を書いているので、興味がありましたらご覧ください。

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少なくとも数百時間は遊べるんじゃないかと思います。

ただし、飽きなければの話ですが...僕はアドベンチャーモードで数マップ頑張った所で力尽きました。

 

でも、敵をバッサバッサ倒しまくるのが気分爽快なので時々今でもプレイすることがあります。

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ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド

次に紹介するのは、誰もが知るSwitchの名作中の名作、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドです。

 

水彩画のような優しいタッチのグラフィックが特徴的で、どの場面を切り取っても1つの芸術作品になりうるような、画作りの上手さがこのゲームにはあります。

 

どこを切り取っても美しいです。

 

加えて景観も一つのゲームとは思えないくらいバラエティ豊かなロケーションが用意されているので、ほんとにびっくりしたんですが、大人になった今でも本当に旅をしている錯覚を起こすくらい、ワクワクが止まらないゲームとなっています

 

自分の文章力の無さが悲しいですが、本当に凄い作品で、200時間くらい気付いたら夢中でプレイしてました

 

大げさに聞こえるかも知れないですが、今の歳になって普段1人用のゲームを何百時間もプレイすることは無かったので、期待していなかった自分にとっては良い意味で衝撃的な作品でした。

 

プレイしているとついつい写真を撮りたくなります!

 

ちょっと話が逸れましたが、パフォーマンスに関しては30fpsとなっていて、フレームレートは高いとは言えないものの、視点を激しく動かすようなゲームではないのでプレイに支障は全くありませんでした。

 

思わず色んな場面でスクショをしたくなるくらい、芸術的な美しさの詰まった作品です!

 

続編が来年に控えているので、僕も今のうちにもう1周プレイしておきたいところです。

 

余談ですが、ブレワイに限らず任天堂のゲームは水の表現が本当にリアルで美しいですよね。

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マリオカート8DX

次に紹介するのは、こちらも言わずと知れた世界一売れたレースゲーム、マリオカート8DXです。

 

未だにコースが追加され続けている化け物級ソフトで、Switchソフトの世界売上本数堂々のNo.1。

 

グラフィックも完成度が高く、WiiU版が元になっていますがSwitchでは1080p60fpsに対応。

 

数あるSwitchソフトの中でもトップクラスの映像表現を誇ります。

 

マリオシリーズなのでフォトリアルとは違いますが、デフォルメされたグラフィックとしては完成形に達していると思いました

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アスファルト9レジェンズ

次に紹介するのは、マリオカートとは違ったフォトリアル路線のレースゲーム、アスファルト9レジェンズです。

 

あまり知られていないかもしれませんが、本作はスマホの無料ゲームの移植作で、Switchでも無料でダウンロードして遊ぶことができます

 

思い出話ですが、僕がまだ高校生だった頃、本作の前作をiPhone5Sでプレイしていたのですが、当時の時点で実写さながらのグラフィックだったのを覚えています。

 

今思えばあんな凄いグラフィックを当時のスマホで実現していたのが驚異的に思います。

 

そんなアスファルトシリーズの最新作ということもあり、全体的にパワーアップしたアスファルト9をSwitchでも遊べます。

 

凄いことに、ちゃんと1080p60fpsに対応しています。

 

マリオカートに比べて速度が速く、グラフィックもフォトリアルで、車両同士の激しいぶつかり合いやクラッシュの表現もリアルになされているのですが、処理落ちなどもせずに快適に遊べます。

 

もちろん車体の表現や路面の光の反射の具合なども本物さながらで、Switchでこんなソフトが動くことに驚きですが、やはりそれ以上にスマホでも動くというのが凄いですね。

 

いやあ、携帯電話でこんな重厚なゲームができるとは、凄い時代になったものです。

 

本作は無料でダウンロードできるので、興味がありましたら是非自分の目で確かめてみてください。

 

方向性が違うので単純な比較はできませんが、個人的には上で紹介したマリオカート8DXよりもこちらの方がグラフィックの品質が高いように思いました。

実写さながらの激しいレースが無料でできてしまいます!

 

 

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

次に紹介するのは、世界一売れた格闘ゲーム大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALです。

 

本作は格闘ゲームなので、あんまりじっくりとグラフィックを楽しむ場面は少ないと思いますが、実はめちゃくちゃこだわって作られています

 

キャラクターやステージももちろん凄く美しいのですが、それ以上に背景の作り込みが素晴らしいです

 

例えば、スマブラで代表的な戦場のステージの背景は雄大な滝が写実的なグラフィックで細部まで描かれていてついつい見惚れてしまう美しさです。

足場となるステージだけでも十分美麗なグラフィックですが...

背景のグラフィックはさらに美しく作り込まれています!

 

また、ゼルダの伝説スカイウォードソードのステージでは、忠実に再現されたスカイロフトを様々な角度から堪能できるので、原作をプレイした人ならさらに楽しくプレイできると思います

原作よりさらに美しくなったスカイロフトを見渡せます!

 

スターフォックスライラットクルーズでは、ステージの足場が宇宙船になっているので、宇宙船が進んでいくことでどんどん背景が変わっていき、まるで宇宙を旅しているかのようです。

背景がずっと変化し続けるので、見ているだけでも十分迫力があり楽しめます!

 

ステージは美麗なだけでなくギミックも満載なので、製作者さんの作り込みが半端では無いのが分かります。

美麗かつギミック満載な各々のステージは圧巻の完成度です!

 

もちろん1080p60fps対応です。

 

ゲームの性質上キャラやステージによってグラフィックの品質が異なりますが、全体的にはフォトリアルというより少しアニメ調寄りのグラフィックとなっています

炎や電気などエフェクト関連もアニメ調で統一されています。

 

オンラインゲームなので人によっては無限に遊べますし、本作は1人用モードも灯火の星を中心にかなり充実した内容になっているので、ほとんど1人でしか遊ばなかった筆者も50時間以上余裕で遊べる内容となっていました。

 

また、本作をきっかけに様々なゲームシリーズの特徴を垣間見ながら楽しむこともできるので、なんともお買得なソフトとなっています。

 

本編だけでも凄いボリュームなのですが、ファイター追加パスなどを購入するとキャラクターをはじめとした様々な要素がさらに追加されていくので、スイッチの中でも屈指のゲームボリュームを誇る一本です。

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その他の個人的にSwitchでグラフィックが綺麗だと思ったソフト一覧

一つ一つ少しずつ解説を加えたいところですが、キリがないので残りは一覧形式にして省略させていただきたいと思います。

 

 

※その他の項目では筆者が未プレイのタイトルを含みます。ユーチューブのNintendo公式チャンネルでPVを確認できます。Nintendo of AmericaのチャンネルではおそらくSwitch実機での映像が使われていないソフトも多いので、Nintendo公式チャンネルの方で確認することをおすすめします。

 

 

終わりに

記事を執筆していて思ったのですが、任天堂製のソフトはやっぱり本家だけあって多く選出される結果となりましたね。

 

任天堂のソフトの多くはフォトリアル系ではなくデフォルメされたグラフィックですが、十分に綺麗さを実感できると思います。

 

もちろんサードパーティ製のソフトも頑張っているソフトはたくさんありますから、これからさらに開発技術が向上していってグラフィックはどんどん綺麗になっていくと思います。

 

この記事は僕の経験や仕入れた情報を元に随時更新しています。

 

余談ですが、スイッチはPS3を倍以上上回る性能を有しているので、PS4などの移植作はパフォーマンスを吟味した上で買う必要があると思いますが、PS3時代以前の作品やスマホゲームの移植ならば快適に遊べるはずです

 

買ってから後悔しないように、グラフィックやパフォーマンスについては少し調べてから購入するのがオススメです。

ゲームは安い買い物ではないですからね。

 

このブログでは僕がプレイしたゲームソフトのレビューやゲームのコラム、購入した商品のレビューなどを行っているので、興味がありましたら他の記事も見ていただけるとお役に立てると思います。

コメントや質問はいつでもお待ちしています。

 

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【議論】Switchの性能は限界が近いのか?➞いいえ、性能を活かしきれていない

ニンテンドースイッチはネット上では性能不足を不満に感じている声がたまにあります。

最近では人気ユーチューバーの方も動画として取り上げられていました。

 

ただ、過去のゲーム機のグラフィックと比較すると、スイッチが性能不足なのではなく、その性能を活かしきれていないのが原因なのではないかと思うようになりました

 

この記事ではいくつか例を交えながらその理由を語っていきたいと思います。

合わせてご覧ください。

shironoshiro.com

 

 

SwitchとPS3の映像を比較してみる

よくSwitchはWiiUの2倍ほどの性能があると言われているのですが、WiiUPS3よりも若干高性能なので、SwitchはPS3の2倍以上の性能があるといえます

過去の記事でも少し触れています。

shirosgamereview2021.hatenablog.com

 

ここでゴッドオブウォー3を例に考えてみます。

ゴッドオブウォー3のPS3の画像。いまでも通用するレベルのグラフィックで作り込まれているのが分かります。

下の動画はリマスター版のPVになります。

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ゴッドオブウォー3はPS3の代表的なソフトの一つですが、今見てもかなり高水準なグラフィックを実現しています。

 

ゴッドオブウォー3は2010年のソフトで、実に12年以上が経過していますが、当時の映像表現も既にかなり完成度が高かったことが分かります。

 

しかし、Switchのサードパーティ製のソフトはこのレベルのグラフィックを実現できていないものも多い印象です。

 

また、Switchへの最適化が不十分なソフトによる問題もあります

 

例えば、SwitchよりもGPU性能の低いスマホや過去のゲーム機からの移植作なら性能的な問題はほぼ無いでしょう。

しかし、PS4やPCなどハイエンドな機器からの移植作品である場合にはしばしばパフォーマンスの問題が指摘されています。

ピンボケしたような解像度と、FPSとしてはフレームレートが低くて快適にプレイできないSwitch版オーバーウォッチ2。

 

ピンボケしたような解像度に加え、オブジェクトが省略されすぎて原型をとどめていないSwitch版ウィッチャー3ワイルドハント。

上のソフトはいずれもPS4などハイエンドなゲーム機で人気を博していたソフトの移植作品ですので、無茶な移植だったことが分かります。

 

いや、移植するならするで細部まで拘って軽量化を尽くし、パフォーマンス的な問題が取り除かれているなら何も問題ありませんが、少なくないソフトがSwitchへの最適化が十分とは言えない状態で発売されてしまっています

 

他にもSwitch限定で供給されていないタイトルの多く、もしくはSwitch限定で供給されるにも関わらず解像度やフレームレートが低く残念なタイトルはあります。

 

もちろん、任天堂をはじめとしてSwitchの性能を最大限活かして快適に遊べるソフトもたくさんありますが、少なくないソフトがパーフォマンスの問題で快適に遊べるとは言えない完成度になってしまっている印象です。

デフォルメされた非常に美しい世界を1080p60fpsで実現したスーパーマリオオデッセイはまさに完璧のグラフィック。

 

2DとはいえWiiU時代から美麗なグラフィックに加え1080p60fpsを実現していた大乱闘スマッシュブラザーズ

 

密度の高い完璧なアニメ調のオープンワールドを実現したゼルダの伝説ブレスオブザワイルド。

 

フォトリアルなグラフィックに加え派手なエフェクト盛りだくさんでも処理落ちしないモンスターハンターライズ。

上で紹介したソフトはいずれもSwitchへの最適化が上手く、ハードの性能を十分活かしている作品です。

 

これらくらいのグラフィックが実現可能ならば、正直今後まだ少なくとも数年は性能不足を感じさせないレベルのグラフィックを維持できると思います

 

流石にPS4やPS5でようやく動かせるレベルのグラフィックは無理ですが、デフォルメされたグラフィックならば既に十二分に表現できているとも思えます

 

 

まとめ

  • PS3のグラフィック水準にまだ到達できていないソフトもSwitchには多い。
  • Switchの性能が批判されやすいのは、ハイエンドなゲーム機から最適化が不十分なソフトの移植がされていることも一因。
  • 最適化が上手いソフトは、この先少なくとも数年は性能不足を感じさせないグラフィックを実現できている。
  • デフォルメされたグラフィックは既に十二分なクオリティに達している。

 

Switchにはダウンロード版のソフトも含めると本当に多くのソフトで溢れかえっていますが、その中には移植度合いが十分でない作品もちらほら見かけます。

 

そのようなソフトを購入して後悔してしまわないためにも、購入前に購入者のレビューを調べてみたり、実機でのプレイ映像を見てみたりして少しでも良いので下調べしておくことをおすすめします

 

任天堂製のタイトルの場合には問題ないかと思われますが、他機種からの移植版のタイトルには十分注意しましょう。

 

ネットでPVが上がっていても、Switchの実機映像ではなくPS5やPCで動かしている映像を使っている場合がありますので、十分注意してください。

 

合わせてご覧ください。

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個人的3Dマリオシリーズランキング【おすすめ】

任天堂の看板タイトルと言えばマリオシリーズで、その中でも本編と言える3Dマリオはまさに任天堂の顔とも言えるシリーズです。

 

今回はそんな3Dマリオシリーズについて、3Dマリオシリーズが結構好きな筆者がランキング形式で紹介したいと思います。

 

記事のタイトルにも”個人的”とあるように、主観に基づくランキング及びレビューであることをご了承ください。

 

目次

 

5位 スーパーマリオ3Dランド

第5位はスーパーマリオ3Dランドにさせていただきました。

今回のランキングの中では最下位ですが、楽しい作品であることは間違いありません。

 

本作は携帯ゲーム機としては初の完全新規の3Dマリオタイトルで、2011年に3DSで発売されました。

 

最下位にした理由はいくつかありますが、やはり目立ったものとしてはボリューム不足があります

 

ノーマルステージが40に加え裏ステージが40で約80ステージが用意されています。

こうして聞くと結構ボリュームがあるように感じますが、1ステージのクリアにかかる時間が他作品に比べてかなり短いです。

 

加えて裏ステージは多くがノーマルステージを多少アレンジしたものになっていて、マリオ64マリオギャラクシーのように、1ステージにつき複数の目標が設定されているわけでもないので、歴代の3Dマリオに比べたら凄くあっさりした内容に感じました。

 

当時はスマホゲームが本格的に台頭し始めた時代でもあるので、あえて手軽さを重視した結果かもしれませんが、フルプライスのゲームならばもう少し長く遊べるようにして欲しかったのが本音です。

 

多分子供の頃に定価で購入していたらそれなりにショックだったと思います。

 

まあ今なら中古で安く手に入るので、ボリュームに関しては致命的なデメリットとも言えないですが。

 

他には、3Dマリオとしては若干操作のレスポンスがいまいちだったように思いました。

フレームレートが抑えられているのも原因かもしれません。

 

悪い部分ばかり述べてしまいましたが、普通のゲームとしてみたら十分にハイクオリティですので、安くなっていることもあり多くの人におすすめできる作品です。

 

一応Amazonにも商品がありますが、今ならメルカリなどで中古で買う方が断然安いのでおすすめです。

 

4位 スーパーマリオ64DS

4位に紹介するのはスーパーマリオ64DSになります。

 

ちょっと思い出補正込の順位となりますが、僕が初めてプレイした3Dマリオが本作です。

 

DSで3Dの奥行きのある作品はそう多くないですが、本作はその中では圧巻の完成度を誇ります。

 

ボリューム的にも、手触り感も、グラフィックのクオリティもDSのゲームとしてはトップクラスの完成度です。

 

本家の64版のマリオに比べてポリゴン数がかなり増加していて、その他のグラフィックや挙動も64版から見違える出来になっています。

 

さすがにサンシャインほどではないにしろ、この頃のマリオは既に形がほとんど違和感の無い域に達しているように思いました。

 

3Dマリオ本編としては少し異色な作品で、メインとなる操作キャラクターが4体もいます。

 

初期キャラのヨッシー、バランス型のマリオ、ジャンプが高くて便利なルイージ、パワー型のワリオの4キャラが使用可能で、場面ごとにキャラを使い分けていくという珍しい作品になります(ここでもワルイージはハブ)

 

コースは64版準拠ですが、新たなコースも小規模ながらいくつか追加されていて、集めるパワースターの総数が120→150へと増加しています。

 

マリオオデッセイで各所に見られた絵の中の世界に入る演出は本作が元ネタになっていて、主にキノコ城の中の各所に配置された絵の中でパワースターを回収するのが目的になっています。

 

3Dマリオ最初の作品ですが、純粋な難易度は3Dマリオシリーズの中でもかなり高い方で、攻略サイト無しで完全クリアを目指すのはかなり厳しいと思います。

 

僕は当時子供でしたので、攻略本を買ってなんとか完全クリアできました。

 

敵が強いとかではなく、隠し要素の発見が難解なのが難しいという印象です。

 

また、本作で印象的なのは羽マリオで、アイテムの羽を取ると頭に羽が付いて、完全に自由ではないものの、大空を飛び回ることができるようになります。

 

高いところから飛ぶと長時間ステージを一望しながら飛べるのでとても気分爽快です。

 

他には、おまけとしてミニゲームが収録されていて、結構な種類を楽しむことが出来ます。

中には同じくDSで発売したNewスーパーマリオブラザーズにも収録されたミニゲームもあります。

 

意外と奥が深くて長時間遊べるミニゲームが揃っているので、おまけというには豪華過ぎる内容となっています。

 

4人対戦のモードも実はあったりして、本来はパワースター集めで競うのですが、僕はよくいとこと鬼ごっこをして遊んでいました。

今となっては当時ほどは楽しめないかもしれませんが、複数人でも少し遊ぶことができる作品です。

 

現在は中古品しか購入できないと思います。

DSソフトなので、DSはもちろん3DSでも遊ぶことが出来ます。

 

ただDSには十字キーしかなく、立体的に動き回るのは不便だったのですが、3DSではスライドパッドで移動できますのでかなり快適です。

というわけで、現在プレイするなら3DSでのプレイをおすすめします。

 

WiiUをお持ちの場合はWiiUバーチャルコンソールとして遊ぶこともできます。

余談ですが、WiiUVCスーパーマリオ64DSって、ハード名が混在していてカオスですよね笑。

 

また、DS版とは異なりますが、Switchのスーパーマリオ3Dコレクションに収録されている本家の64版のリマスター版も内容的にはだいたい同じなのでおすすめです。

 

3位 スーパーマリオギャラクシー2

3位は神ゲーと名高いスーパーマリオギャラクシーシリーズの2作目、スーパーマリオギャラクシー2になります。

 

記事のタイトルに”個人的”とあるように、だいぶ主観での話になりますが、宇宙が好きなんですよね

 

大好きなマリオシリーズと宇宙のコラボというわけで、面白くないはずがなく、それはもうハマりましたよ。

 

背景の宇宙や大空の景色の中にぽっかり浮かんだステージと、その中を飛び回るマリオ。

この組み合わせがなんともたまらないんですよ。

 

本作では前作にはいなかったヨッシーが追加されているのも目玉要素で、ヨッシーに乗ることでアクションの幅が広がりました。

 

ワールドマップは前作とは異なり、2Dマリオのようなワールドマップになり、ステージもどちらかというと一本道のリニア式の構成になりました。

 

また難易度も一部のコースを除けばかなり初心者を意識したものになっていて、マリオらしい間口の広い作品と言えます。

 

ボリュームの方も凄いことになっていて、3Dで構成された個性豊かなギャラクシー(ステージ)が約50、メインストーリークリア後のグリーンスターを含めると、パワースターの総数は200以上にも登ります

 

マリオシリーズはどれも水増しに感じるような要素が少ないので、これだけのボリュームで遊べるのは凄いことだと思いました(まあ、グリーンスターはその限りでもないですが)

 

前作に引き続きオーケストラ音源が使用されているので、BGMが非常にリッチで雰囲気づくりに大きく貢献しているのも注目ポイントです!

 

今遊ぶにはWii、もしくはWiiU本体が必要です。

ソフトも中古品になると思います。

 

以前ハードオフで、中古のWiiが500円くらい販売されているのを見て、時代の変化は早いなあとしみじみ思いました。

あの頃喉から手が出るほど欲しかったゲーム機がワンコインとは...。

 

Switchで発売されたスーパーマリオ3Dコレクションには、スーパーマリオギャラクシー2はなぜか収録されていないので、注意してください。

 

 

2位 スーパーマリオオデッセイ

堂々の2位は、2022年現在3Dマリオシリーズ最新作のスーパーマリオオデッセイです!

 

今までの3Dマリオの集大成のようなお祭り感あふれるゲームとなっていて、新しい要素ももちろんあるのですが、同じくらい過去作のオマージュネタが満載な作品になっているので、過去作を遊んだ人ならより一層楽しめる作品となっています

 

スーパーマリオオデッセイの単体でのレビューはこちらで詳しく行っていますので、興味がありましたらご覧ください。

shirosgamereview2021.hatenablog.com

 

新しい要素といえば、やはり帽子を使ったアクションで、敵に帽子を当ててキャプチャーすれば乗り移ることができ、アクションの幅が大幅に広がっています。

 

また本作はオープンワールドではなく一定の広さの箱庭マップでステージが構成されていますが、このマップの中の密度がすごいことになっています

 

少し歩いて進んでいけば気になる箇所がいくつも見つかって止め時が見つかりません。

 

そして何と言っても本作のパワームーンの数は恐ろしいほど用意されているので、かなり長い時間遊ぶことができてしまいます。

 

正直大人になってくると、単にゲームのボリュームが多いこと=良いこと、とは思えなくなってくることもあるのですが、このゲームは水増ししたような要素が殆ど無いので飽きずに延々と遊ぶことができます。

 

そしてもう一つ注目したい点は、グラフィックのクオリティが凄いことです。

 

任天堂のゲーム機ってスペック勝負ではないので、マシン性能的にはプレステなどには敵いませんが、本作のグラフィックを見ると、Switchって決して性能の低いゲーム機ではないんだなと思い知らされます

 

目で見た限りでは、全てのステージで1080p60fpsで動いているように見えましたし、グラフィックの作り込みもプレステのソフトに引けを取らないくらいクオリティが高いです。

都市の国とか凄過ぎますよ、ホントに。

 

普段からゲームをしない人からしたら、グラフィックの綺麗さなどはあまり気にならない部分かもしれませんが、任天堂はソフト開発の技術力においても一流なことが本作から分かります。

 

1位 スーパーマリオギャラクシー

栄えある第1位は、スーパーマリオギャラクシーです!

いや、正直オデッセイとかなり悩みましたが、思い出補正と個人的な興味の問題でスーパーマリオギャラクシーを1位にさせていただきました。

 

上にも書きましたが、やはり宇宙の雰囲気が好きなんですよ

 

じゃあなぜスーパーマリオギャラクシー2は3位なのかですが、あちらは宇宙というよりどちらかといえば大空、青空を舞台にしたようなグラフィックなんです。

 

それも美しいといえばそうなんですが、初代スーパーマリオギャラクシーでは群青色の宇宙を背景にマリオが飛び回る画作りとなっていて、背景における宇宙度がスーパーマリオギャラクシー2に比べて遥かに高くなっています

 

拠点となるほうき星の天文台でも、眼下に広がる星の景色がそれはもうたまりません!

 

加えてBGMも秀逸で、マリオシリーズでは初となるオーケストラ音源を使用することで、宇宙の壮大さや神秘感が全体を通して醸し出されています!

 

ワールドマップも、2では2Dマリオのような単純に線でつながったものになっているのに対し、1では太陽系のように、円を描いて公転している感じの星を選択する形式になっていて、雰囲気が宇宙っぽさを増しています。

 

とまあ、こんな感じで純粋な宇宙をモチーフにしたのはこのスーパーマリオギャラクシーだけといえます。

 

比べると2の方がボリュームがあり、アクションの豊富さもおそらく上なのですが、雰囲気の観点や星の個性、全体のバランスを考えると、個人的には1の方がお気に入りです。

 

体感ですが、難易度は若干1の方が難しく感じました。

 

また、1と2はパラレルワールドとなっていて、ストーリー的なつながりはありません。

なのでどちらから始めても大丈夫です。

 

1の方は、本作が初出のロゼッタに踏み込んだストーリーを見られるので、ちょっぴりシンミリした雰囲気が全体を通して漂っていて、2の方は全体的に明るくコミカルないつものマリオといった雰囲気になっています。

 

今から遊ぶなら、HD画質に対応したSwitchのスーパーマリオ3Dコレクションがおすすめです。

 

2022年12月2日発売の、マリオ+ラビッツ  ギャラクシーバトルは本作をモチーフにしていると考えられます。

 

他社とのコラボ作品なのでそちらは少し異色な作品となっていますが、マリオギャラクシーの雰囲気が好きなら一考の価値はあるかと思います。

任天堂と海外大手のUBIソフトが関わっているのでクオリティはお墨付きです!

 

まとめ

 

1位 スーパーマリオギャラクシー

2位 スーパーマリオオデッセイ

3位 スーパーマリオギャラクシー2

4位 スーパーマリオ64DS

5位 スーパーマリオ3Dランド

 

という結果になりました。

 

ん?、初代64とサンシャインと3Dワールドが入っていないって?

そうです、こんなレビューを紹介しておいて何ですが、恥ずかしながら未プレイでございます

当時ゲームをほぼしない生活だったのも原因です。

 

スーパーマリオ64についてはDSのリメイク版を完全クリアしたので今後もプレイしないと思いますが、サンシャインと3Dワールドは早いうちにプレイしておきたいですね。

 

本当は全部プレイしてからこの記事は紹介するつもりでしたが、いつになるか分からないので不完全ながら紹介させていただきました。

 

今後その2作品に関してはクリアしたタイミングで後この記事に加筆していく予定です。

 

完全な最新作としては、2017年のスーパーマリオオデッセイ以来新作が途絶えているので、そろそろSwitchで2作目が発売されても良い頃なんじゃないかなーと思い続報を待っています。

 

Wiiの時も2作品出していましたし、Switchでは据え置き機事業と携帯機事業を統合しているので本当ならもっと速いペースで3Dマリオ本編を出してくれると思っていましたが、未だにアナウンスすらありません。

 

マリオカートでは大幅な追加コンテンツがありますし、ゼルダも来年5月に次回作が発売されるので、そろそろ新作の3Dマリオ本編も拝みたいところではあります。

つ、つくってますよね?💦

 

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【3DS隠れた名作】王国の道具屋さんプレイレビュー

今回は王国の道具屋さんという3DSダウンロード販売限定のゲームをレビューしていきます。

 

本作は経営シミュレーションゲームで、プレイヤーがとある王国の道具屋さんの店主になり様々な商品を販売してお店の人気を上げていくことが目的となっています。

 

素材の獲得から加工・販売まで全部をこなす必要があるのですが、特徴としては、かなりお手軽にスピーディーに一連の流れを進めることができます。

 

元がスマホゲームなのですが、デザインをはじめ色々とパワーアップされていて、小規模ながらも完成度の高い作品となっています。

 

 

 

目次

 

 

 

良いところ

短時間に気軽に経営シミュレーションができる!

本作は元がスマホゲームということもあり、じっくり腰を据えて遊ぶというよりはスキマ時間に遊ぶような作りになっています。

 

傭兵を雇って戦闘で素材を集め、専門店で素材を加工し商品を作り自分の店で販売する、一連の流れはこんな感じなのですが、早ければこの作業を数分で終えることができます

 

また、商品によって売れやすさは異なりますが、お店に商品を並べておけば3DSをスリープモードにしても勝手に売れていくので、放置ゲーの要素もあります。

 

つまり、短時間で素材集めと加工まで終わらせて、後はお店に並べて放置、という作業を繰り返すことでゲームを進めていくことができます。

商品をお店に並べるまでの一連の作業をプレイヤーが行うことになります。

 

 

戦闘はほぼオートで進むので非常に楽

味方が次々攻撃を自動で繰り出します!

本作は素材集めのパートでは傭兵を雇って敵を倒していくのですが、この戦闘パートでは傭兵が勝手にどんどん攻撃をしてくれます

 

そしてプレイヤーは敵が落とす素材を敵の攻撃を避けながら集めていきますが、これが非常に簡単・短時間でさくさく進みます。

 

時には傭兵が負けてしまう時もありますが、途中まで集めた素材は回収できますし、大きなデメリットも無いのであまり気にせずどんどんチャレンジできます。

 

一回のクエストにかかる時間は短ければ1分程度なので素材を簡単に集めることができます。

 

個人的には複数の味方がオートで戦ってくれるゲームが大好きなので、本作の戦闘パートはシンプルながら結構お気に入りです笑。

 

実はオートと言っても攻撃モードと防御モードを切り替える指示ができるのですが、全体にしか指示できず、1人しか狙われないのに防御をすると全員の攻撃の間隔が長くなり、結果的に戦闘が長引いて損失になる場合が多いので、実質指示しないのが一部のボスを除き最善策だと思います。

傭兵の種類によって敵との相性も異なります。

 

 

机に商品を並べておくとプレイしていない時に勝手に売買してくれる

放置しているだけでお客さんが商品を購入し、お金を雑にばらまいていきます。

上の項目でも少し触れましたが、商品を机に並べておくと3DSがスリープモードの時も勝手に売買が進みます

 

商品さえ並べておけば裏で素材集めや調合をしているときもある程度は売れているので、効率的にゲームを進めることができます。

 

また、商品を並べる机の大きさや、1つの場所に置ける品数は設備に投資することで増やすこともできるので、どのように販売していくかをある程度考えて経営していくことも大事になってきます。

商品机を強化できますが、必要になるお金がどんどん増えていきます。

 

 

やりこみ要素も意外と多い

3DSオンラインストアで800円で販売されている本作ですが、やりこみ要素は意外と多いです。

 

まず戦闘パートでは、雇う傭兵の種類によってレベルがあり、たくさん戦闘することでキャラや技のレベルが上っていきます。

 

そして条件を満たして次のステージに進むと雇える傭兵の数も増えていくので、最終的にはかなりの人数を連れて数で押していくことができます。

多くの味方を連れて行くとお金もかかりますが、頼もしいです。

 

商品の合成パートでは、ヒントを頼りに新しい商品を開発していきます。

 

すぐに分かるものから、難しいヒントもあるので商品を全て開発するのはそれなりに難しいですが、たくさん作るほどヒントが増えるので試行錯誤して発見していく楽しさもあります。

具体的なものから抽象的なヒントまで様々。

 

そして販売パートでは、商品ごとにレベルが設定されていて、同じ商品を売ればどんどんレベルが上がります

 

商品のレベルが上がると戦闘が有利になるステータスの上昇などが得られるので、色んな商品を沢山販売するのも攻略の助けになります。

 

これが良い具合に商品を販売するモチベーションに繋がっていると思いました。

 

というのも、売れるまで時間がかかる商品も多いので、速くお金が集めたくてどうしても同じものばかりを売りさばきたくなるのですが、レベルの概念があるおかげで他の商品も一応売っておくか、という気になるんですよね

一定数販売してレベルが上がれば、戦闘時のステータスが上がります!

 

他にも街のお客さんの注文への対応や、条件を満たすと入手できる称号などもあるので、全部遊びつくそうと思ったら数十時間は遊べると思います。

町の住人からの注文がたくさん入ります。またゲームによくある「称号」のやりこみ要素もあります(なんと100個以上も!)。

 

これだけ色んな要素があると忙しくて大変なゲームと思われるかもしれませんが、実際は色々無視して適当に自分のやりたいことだけ進めていってもある程度はなんとかなるので、気軽に遊ぶことができます。

 

 

店内の模様替えができる

4種類の内装を変更可能です!

ささやかなことかもしれませんが、店内の模様替えも可能で好みの店内の景観にすることができます

 

とはいっても種類はそんなに多くはありませんが、こういう部分にも小規模なタイトルながらこだわりがあるのが凄く良いと思いました。

 

 

 

惜しいところ

調合のヒントが難解なことがある

良いところでも紹介しましたが、素材を合成して商品を作るパートではヒントが与えられて、それに従うことで比較的簡単に目的の商品を作ることができます。

 

基本的には分かりやすいというかほぼ答えみたいなヒントが多く与えられるのでサクサク進められるのですが、ときどき表現を素材の説明と変えてきたりするのでそういう場合は地味に時間がかかったりします

 

これは性格によるので一概には言えませんが、個人的には悩んで試行錯誤したり進行が滞るのが嫌だと思ってしまうので惜しい点で紹介させていただきました。

 

しかし、普遍的に言えることですが、難しいことはもちろん成功したときの嬉しさが増すというメリットがあるので、必ずしも悪い点ではありません。

 

 

合成の画面の一覧性が少し悪い

一度に表示できる商品は2個しかない。

UIのお話になりますが、合成パートでは商品の一覧ページで一度に2つまでしか表示されないので、地味に目的の商品を探すのが面倒だったりします

 

最初の方は問題無いのですが、ゲームを進めていくと商品の種類が増えていくので探しづらさが若干鬱陶しく感じました。

 

作ろうと思った商品の素材が無いことが多く、合成した商品が次の商品の素材になることもしばしばあるので、かなり何段階も遡って商品を探すことが多々あります。

 

そういった場合にすぐに見つからないのが、商品の合成がメインとなる本作においては少し不便な要素でした。

 

元がスマホゲームなことも影響があるかもしれませんが、3DSでは少し最適化が不十分だったかもしれません。

 

 

後は、合成では専門店で作った物を別の専門店で素材として使うことがあるのですが、この場合いちいち別のお店を選び直さないといけないのも少し面倒に感じました。

いちいちお店を選ぶ画面まで戻らないといけません。

設定を壊してしまう部分もあるかもしれませんが、足りない素材がもしあっても、それが合成で作れる場合はその場で勝手に補充されるような工夫があっても良いのではないかと思いました。

 

 

 

まとめ

本作の魅力を簡単にまとめると、

  • 戦闘から販売まで一連の流れが5分程度で完結し、販売も放置していれば勝手に済んでいるため、スキマ時間で手軽に楽しめる経営シミュレーションに仕上がっている。
  • 戦闘では複数の味方がオートで戦ってくれるので楽で楽しい。
  • やりこみ要素も豊富で、隅々まで遊べば数十時間は遊べそう。

となります。

 

 

あまり下調べせずに勢いで購入した本作ですが、サクサク進められる点や戦闘パートが単純ながら面白い点がハマり、夜からプレイしていたら気づいたら朝になってました笑。

 

小規模なタイトルながらかなり作り込まれている印象で、目立った欠点も無いことからシミュレーションゲームが好きな人には広くおすすめできる作品です。

 

AAAタイトルには無い手軽さも本作の魅力だと思うので、じっくり腰を据えて遊ぶのに抵抗がある人にも是非おすすめです

3DSに移植されるにあたり、キャラクターに立ち絵が追加されるなどして豪華になっています!

 

 

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【一人称謎解きアクション】失われた心 プレイレビュー

今回は日本ではほとんど無名だと思われる、「失われた心」というゲームをレビューしていきます。

 

本作は一人称視点でステージクリア型の謎解き&アクションゲームです。

 

インディーズのゲームですのでいろいろと荒削りな部分もありましたが、価格を考えれば十分に楽しめるタイトルだと思いました(筆者はセールの時に確か200円くらいで購入しました)。

 

因みに、Switch版をプレイしたレビューになります。

 

最初のステージのさら地に枯れた木がポツンとある様子が、哀愁漂っていてかなり好きな景色です。

 

 

目次

 

 

 

良かったところ

謎解きとアクションの両方が試されるステージ

枯れた木がゴールになっています。

 

謎解きとアクションの両方が試されるステージが20くらい用意されていて、それぞれのステージでアイコンにも描かれている枯れた木の場所まで行くとステージクリアとなり次のステージへ行けます。

 

操作は非常に簡単で、走る・ジャンプ・しゃがむなど数えるほどしかありません。

 

しかし要求されるアクションの難易度はそれなりに高く、正確なジャンプやダッシュなど距離感覚を割と要求されます。

 

戦ったりする場面はありませんが、結構アクションゲームに慣れていないと若干高めの難易度に戸惑うかもしれません。

 

驚くような仕掛けは特に無かったのですが、アクションゲームが好きな筆者でも同じ場所で何度も落下してしまったりしたので、少し歯ごたえのあるゲームをしたい方にはちょうどいい気がしました。

 

 

謎解き部分はステージによっては全く無かったりします。

 

言葉で何かを説明される場面はありませんが、意外と難しくて進めなくなることが多々ありました。

 

個人的に難しかったのは都市のステージで、高いところにゴールの枯れた木が設置されているのですが、1時間くらいウロウロしても行き方がよく分かりませんでした。

 

かなり苦戦した都市のステージ。

 

多分正攻法じゃないんですが、結果的には高いビルの少しだけ飛び出た縁を足場にして頑張って登ったらたどり着くことができました。

 

この僅かなビルの縁を足場に無理矢理上りました。

 

謎解き要素はゼルダの伝説のように難解ではないですが、マリオのように気楽にできるほど簡単でもない、といったくらいの難易度ですかね。

 

 

 

死亡時のリスタートが早い

動く足場だらけのこのステージではよく死んでしまいました。

 

本作は死にゲーと呼ぶほどではないですが、FPS視点なのと少し独特な操作感も相まって個人的にはよく死にました。

 

特に動く足場をジャンプで渡っていく場面では落下死しまくりでした。

 

しかし、よく最適化されているおかげか、または単にデータ量が少ないからなのか分かりませんが、本作はロード時間を挟まずに復活できるので、比較的ストレスが少なくプレイすることができました

 

 

若干大雑把ですが中間ポイントも設けられているので、最初からやり直ししなくていいのも高評価なポイントでした

 

 

 

惜しい点

挙動にクセがある

 

残念ですが本作はあまり操作性がいいゲームではありません。

 

レスポンスは良いですが、ジャンプの滞空時間がやたら長かったり、ステージによってキャラの身体能力が違ったり、僅かなオブジェクトでも引っかかって進めなかったりと普段大手の3Dゲームで遊んでいると改めて挙動の違いが分かりました

 

その上本作はアクションゲームの要素もあるので、動く足場を渡っていく時などは結構難しかったです。

 

ただ、ある程度プレイしていれば気にならなくなるとは思います。

動く足場のコースでは滞空時間の長さが厄介でした。

 

 

 

若干酔いやすい

 

ダッシュの時画面が揺れたり、狭い通路を移動したり、狭い足場をジャンプで越えていくときなどカメラの動きが大きい場面も多いので、一人称視点ということもあり酔いやすい人には全くおすすめできません

 

そんなに細部まで凝ったグラフィックにも見えないのですが、なぜかオブジェクトが多いステージだとフレームレートが低下するのでこれも酔う原因になりました(普段は60fpsです)。

 

残念ですが酔いが辛くて僕はまだ最後までクリアできていないです。

 

一応アイテムをキョロキョロ探したりするような場面はないので、ある程度酔いに耐性のある人なら全然問題無いと思います。

 

 

 

まとめ

 

  • 一人称視点で中難度のアクションや謎解きが楽しめる。
  • セールのときなら価格が激安(確か200円くらい)でコストパフォーマンスが良い。
  • 挙動に若干癖があるが慣れれば問題なし。

 

何といっても安くてそれなりにボリュームがあるので、気になったらセールの時に気軽に買ってみるのがいいと思います。

 

途中までのプレイですが、タイトルの失われた心の意味は全く分からないし、そもそも言葉が一切出てこなくて黙々と謎解きやアクションパートをプレイしていくゲームなので、何か強いメッセージ性があると思って購入した僕にはそういう意味では若干期待外れでした。

 

いや、もしかしたら最後までプレイしたらなにか重要なメッセージがあるのかもしれないですが、その辺りはまたクリアした際に追記したいと思います。

 

全体クリアまではおそらく5~7時間くらいかと思われます。

酔いに耐性がある人ならサクサク進めると思うのでもう少し短いかもしれません。

 

 

景色が結構綺麗で雰囲気も楽しめます。

ブログ用に画像集めをしている時に思ったのですが、本作は光や色の表現が結構きれいで、スクリーンショットを見返していたらビジュアル的にも楽しめる部分があると思いました

少しダークで哀愁漂う雰囲気を楽しみたい方にもおすすめな作品です。

 

 

因みに、原題の「’n Verlore Verstand」はアフリカーンス語という言語だそうです。

最初どういう意味か分からなかったのですが、英語ではないんですね。

失われた心はほぼ直訳のようです。

 

総合評価: 40点/100点

 

 

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【反対】PCの台頭で家庭用ゲーム機が全て「低スペック」扱いする風潮になっている

 

今回は切っても切り離せないPCとゲーム機の微妙な関係性について語っていきたいと思います。

 

一応断っておくと、僕は今のところ家庭用ゲーム機で遊んでいますので、ゲーム機を養護するような目線で語っていきたいと思います。

 

 

 

目次

 

 

 

 

PCの世界は青天井

 

PCのデメリットとしてまず挙げられるのが値段が高いことです。

いや、正確にはスペックを落とせば安上がりですが、満足にゲームを遊ぼうとすると最低でも10万円位はすると思います。

 

これはPCのパーツ代に加えて、OS代、コントローラー代などが個別にかかってしまう側面も大きいです。

 

さらにゲーム環境を整えようとしてゲーミングマウスやゲーミングキーボードなどを揃えるとかなりの出費になると思います。

 

 

世間ではなかなか家庭用ゲーム機が普通に買える状況にならないので、仕方なくPCでゲームするという人も現れ始めています。

 

そこでまず悩むことになるのがPCのスペックです。

 

ゲーム機と違って小刻みにマシンパワーと値段が設定されていて、しかも2年も経てば新モデルが登場するのがPCの世界なので、選択肢は非常に多いです。

 

 

そして基本的にはお金を積めば積むほどより良い性能のパーツを揃えられるのがPCの魅力...なのですが、これは人によってはデメリットにもなると思っています。

 

要は、お金さえ積めばどこまでも性能を高められるので、PCの性能の世界は青天井なんです。

 

人間の欲は厄介で、一度良いものを経験するとそれよりも悪いものに戻れなくなる部分があるので、どんどんPCの性能沼にはまっていくのだと思います。

 

 

この金さえ積めば良いものが手に入るというのがPCの特徴なのですが、せっかく大金を注ぎ込んでも2年も経てば新モデルが出て過去のモノ扱いされてしまうので、あまり所有欲を満たすのに適した買い物ではありません。

 

そんな、お金を稼いでいる大人ですら支払うのを躊躇するような金額のPCと、手頃な値段で遊んでもらうことを目的とした家庭用ゲーム機を比較するのはおかしな話だと思います。

 

 

 

PC基準でゲームを作るのは危険

 

ゲームを家庭用ゲーム機向けに販売するなら、「快適に」遊べることが絶対に必要な条件だと思うのですが、PCゲームの台頭によってそれが崩れてしまってきているように感じます。

 

まずは家庭用ゲーム機で快適に遊べるように開発を進めて、後にそれをハイエンドなPCでより美しく遊べるようにする、というのが普通の、正当なパターンのゲーム開発だと思うのですが、最近ではこの逆をやってしまって問題になるパターンが多いように思います。

 

 

まずはハイエンドなPCでようやく動かせるレベルでゲームを作り、人気なゲームハードが出てきたと見ると、それをどうにかこうにか移植しようとする...。

 

結果は明らかですが、これでは満足に遊べるはずもありません。

 

結果、そのようないわゆる劣化移植されたソフトが増えてくると、家庭用ゲーム機を低スペックだと非難してくる人が出てくるわけですね。

 

これは非常に悪い流れで、PCの台頭で家庭用ゲーム機がおろそかにされ始めていると思います。

 

 

 

PS5ですら低スペックと煽るネットの世界

 

二年前に発売されたばかりのPS5やXboxSeriesXですが、これらですら低スペックだと煽るようなネットの記事があります。

 

いい加減PCとなんでもかんでも比べるのはやめてほしいと思うし、家庭用ゲーム機で快適に遊べないようなゲームを発売するのもやめて欲しいです。

 

昔のようにそのハードでしか遊べないソフトだったら必ず快適に遊べるように丁寧に最適化すると思うのですが、残念ながら今のソフトはそうとは言えず、本当にテストプレイをして満足に遊べることを確認したのか疑うようなソフトも中には存在します

 

それがハイエンドな家庭用ゲーム機でも有り得るのだから、いかにPCで動かすことを前提にしているのかが分かります。

 

 

 

まとめ

 

PCはただでさえ小刻みに進化していきますし、大金を積めば高性能・高消費電力なスペックを手にすることができます。

しかし当然家庭用ゲーム機は手頃な値段で販売することが第一条件ですので、PCの世界と比較するのは無理があります。

 

そんな状況でもPCの性能と家庭用ゲーム機の性能を比較して煽るような人が一定数います。

 

これは十分に最適化できていないゲームを発売してしまうメーカー側の責任もあると思います。

 

発売する以上は解像度も、フレームレートも、グラフィックも満足できる内容に仕上げて欲しいと切に願います。

 

なんでもPCと比較して、最新のPS5やXboxSeriesXですら低性能だと煽るのはおかしな風潮だと思ったので今回記事にまとめておきました。

 

 

 

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【疑問】縦マルチ=悪、の風潮はおかしいのではないか

 

 

今回はゲームソフトの縦マルチ発売について持論を語ってみたいと思います。

必ずこれが正しいと断定するものではないことを念頭に置いて読んでいただけると幸いです。

 

結論を先に書いておくと、昨今のゲームハードの性能を鑑みるとゲームソフトの縦マルチ販売は悪ではない、というのが個人的な見解です。

 

以下細かくお話します。

 

 

 

目次

 

 

 

 

新旧ゲームハードの性能差について

 

マルチ商法がゲーマーに嫌われる一番の理由は、新旧両方のハードでソフトが快適に動かせるように作らなければいけない都合上、どうしてもソフトの完成度が旧ハードの性能に足を引っ張られる事でしょう。

 

3Dモデリングを2種類作るのは相当重労働ですから、旧ハードで動かせるモデルしか実質的に用意できないのがこのような批判が出てくる原因だと思います。

 

 

一昔前までならこのような批判は真っ当なことだったと思うのですが、現行のハードに関してはそうとは言い切れないと思います。

 

 

というのも、ゲームハードやPCパーツの進化という物は時代とともに緩やかになりつつあるからです。

 

以下の記事でも紹介しています。

 

shirosgamereview2021.hatenablog.com

 

一部を抜粋すると、

 

ここでグラフィック性能の指標としてよく使われるTFLOPSを比較してみると、PS2:6.2GFLOPS、PS3:228.8GFLOPS、PS4:1.84TFLOPS、PS5:10.3TFLOPSとなっています。(https://gflops.surge.sh/

 

 

PS2PS3は約37倍、PS3PS4は約8倍、PS4→PS5は約5.6倍のFLOPSの増加となっています。

 

これらの数値から想像すると、まずPS2PS3の時は、解像度が2.7倍になっても、37÷2.7=13.7倍分だけ、グラフィックのレベルアップに使うことができますよね。だからこのときって性能の進化をほとんどの人が結構はっきりと分かったんじゃないかと思います。

 

PS3PS4のときは、解像度2.25倍なので8÷2.25=約3.6倍分、グラフィックのレベルアップに分配できます。この時から、グラフィックが進化しているのかよく分からないという層が多くなってきて、進化の少なさからPS4を買い控えする人が一定数いました。

 

ではPS4→PS5を計算してみると、解像度が4倍なので5.6÷4=1.4倍分、グラフィックのレベルアップが期待できますが…あれ、あんまり増えてない?( ゚Д゚)

 

 

以上のように、ただでさえゲーム機のGPUの進化の程度というのは小さくなっているのに、PS5やXbox Series Xが目指さなければいけない解像度は4K(2160p)です。

 

これはPS4Xbox Oneの標準的な解像度であるフルHD(1080p)の4倍の画素数に相当します。

 

つまり、進化は過去最低に緩やかなのに、表示しなければいけない画素数の進化は急激に増えたのです

 

 

 

素数・フレームレートと内部のグラフィックというのはトレードオフの関係ですから、当然グラフィックに割けるリソースというのはかなり限られてきます。

 

このような環境でわざわざPS5やXbox Series Xといった次世代機のみにソフトを供給する価値はあるのでしょうか?

 

確かにより綺麗で高精細な解像度で遊べる、ロード時間が短いというアドバンテージはありますが、ほとんどグラフィックの変化が無いのにわざわざ決して安くないゲームハードを買い替えてまで遊びたいという層がたくさんいるとは思いません

 

 

僕自身もそうですが、価値を見出しているのはゲームソフトであって、ゲームハードというのはソフトのために仕方なく購入しています

 

 

かつてのように旧ハードでは実現不可能なレベルの性能の進化があるならまだしも、多少最適化すれば旧ハードでも遊べる程度の違いのために、わざわざ売れば売るほど赤字である最新ゲーム機を買わせる必要があるのでしょうか。

 

個人的にはそうは思いません。

昨今ただでさえなんでも値上がりして皆が苦しんでいる中、ゲーム機の優先順位を高くできる人はゲーマーでない限りそう多くはないはずです。

 

 

 

また、画素数に関しても、ゲームに関してはHD画質になった頃からそれ以上の画素数に増やすことに意味を感じなくなってきているというのもあります。

 

ゲームは画面の細部まで近づいて見ることは少ないですし、HD画質ならそれなりに多くの人が満足できる水準の画素数だと思います。

 

ただし4KのモニターでフルHDなどの表示をする場合、モニター上の画素数とゲーム機のレンダリングする解像度の違いから若干ぼやけるという欠点はあります。

 

 

 

多くの人が楽しめることが最重要ではないか

 

ゲームってプレイヤー人口に成否がかかっていると思います。

 

どれだけ優れた良作も、売上が少なかったら商業的には失敗です。

 

 

かつて任天堂は、WiiUの普及率の低さに相当苦戦していました。

 

発売されるソフトは従来の任天堂と同様に非常にクオリティが高いのにも関わらず、です。

 

 

今でこそスイッチに続々と移植版が発売されることでそのクオリティの高さが証明されていますが、できれば任天堂はこのように前世代機の遺産を使い回すことはしたくなかったと思います。

 

というのも、僕の印象では任天堂は最初期に購入した顧客を大事にしていると思うからです。

 

 

任天堂のゲームハードやゲームソフトは時間が経つことで安くなる、ということはほぼありません。

 

少々過保護な見解かもしれませんが、これは裏を返せば最初に買った客が買い控えをして様子見している客に比べて大事にされている証拠ではないでしょうか。

 

 

PSやXbox、PCで発売されるゲームソフトって、時間が経つごとに新鮮味が薄れることからかなり大幅な値引きをして対策していますが、これは最初期に購入した人からすると不満があるのも確かな商法だと思います。

 

だって、数カ月後に定価の半額、さらに一年後にはDLC全部入りの完全版の廉価版がさらに半額、なんてこともざらにありますから、これではレビュワーや配信者など仕事にしている人以外はすぐに購入することをためらうのも納得ではないでしょうか。

 

実際僕もこのような売り方をしていたら、よっぽど惹かれた作品でない限り発売日に購入なんてしません、貧乏ですし。

 

まあこれはこれでゲームソフトを安く購入できて非常に嬉しいのですが、満足にソフトの開発費を回収できていない・次回作の資金源が不足気味であるならばこの売り方は得策とは言えないのではないでしょうか。

 

 

話の方向がだいぶずれてしまいました。

ともかくゲームソフトがその真価を発揮するにはゲームハードの母数は重要で、圧倒的に供給が足りていない中、わざわざソフトを次世代機のみに供給する必要はないのではないでしょうか

 

 

世界規模でみるとPCのSteamなどでの販売を視野にいれればサードパーティは安泰かもしれませんが、僕はプラットフォームごとの独占ソフトにも注力して付加価値を示して欲しいとも思っています。

 

スイッチって豊富な独占ソフトがあるので所有していることに満足感が高いのですが、最近PS系のゲームハードは劣化版PCとしての位置になりつつあって個人的には悲しいです。

 

なので、PS系にもぜひ頑張って独占タイトルをファーストからたくさん供給して欲しいのですが、昨今のゲームの開発規模を考えると十分に普及していない次世代機のみでソフト展開するのは厳しいところがあると思うんです。

 

ソフトの収益が無ければ次のソフトの開発費用を回収することも難しくなりますから、これは悪循環だと思います。

 

 

そこで、縦マルチのやり方が役に立ちます。

PS4は世界的に普及したハードですし、まだまだ遊んでいる方も多くいるのでそちらでソフトを展開すればPSのブランド力の維持に貢献できます。

 

個人的にはPS陣営は下手にPCにソフトを供給するよりも旧ハードとの縦マルチで次世代機の供給不足を乗り切るべきだと思ってます。

 

なぜなら、一度PCに投資して移行したユーザーは多分もう2度とプレステに戻ってきませんから

 

 

半導体不足の影響もありPS5はいくら魅力を提示してもそもそも売ってない状況ですから、過去の資産であるPS4を活かしてそちらでソフト展開していくのが良いのではないでしょうか。

 

 

 

PCゲームとコンソールの最適化

 

思うのですが、PCゲームの場合って使っているPCが個々人でぜんぜん違うので、それぞれのスペックに合わせてゲームが快適に遊べるようにグラフィックなどの設定が何段階もあったりしますよね。

 

ゲームハードっていうのはその何段階もある設定のうちの一つだと思うんです。

 

統一された性能のコンソールは最適化には多少有利だとは思いますが、それ以外に関してはたかがPCゲームの対応する設定が1種類増えるようなもの

 

 

ちょっと暴論ではありますが、そう考えればわざわざ縦マルチを批判して互換切りを推奨する必要はないのではないでしょうか。

 

 

最近のゲーム機はどれも構造がPCに比較的近いので、最適化させることは苦ではないはずです。

 

もちろんあまりにも性能がかけ離れている場合は問題がありますが。

 

 

 

 

まとめ

  • 新旧ハードの性能差は以前より小さく、映し出す画素数は大きくなっていることからグラフィックの進化は控えめ。
  • ブランド維持のためには黎明期こそ縦マルチが有効(1度PCに移行したユーザーは戻ってこない)。
  • ゲームハード1つに最適化するのはPCゲームの設定を1つ分追加するようなもの。

 

いかがだったでしょうか。

 

冒頭でも述べたようにこの考察はあくまで個人的な考えで間違っている点も多々あるかもしれませんが、縦マルチが悪とみなされて本当は最適化すれば普通に旧世代機で動かせるゲームもあるのに、新世代機のみで出そうとして、それが新世代機の普及率が悪いことと重なってなかなかゲームを世に出せない状況は最も悪循環だと思います。

 

なので、「技術的に足を引っ張るから縦マルチは悪!」と決めつけるのではなく長期的に見て受け止められるといいのかなと思いました。

 

 

ただし、PS5の爆速SSDじゃなきゃ実現不可能とか、高性能なCPUの処理を必要とするとか、あまり無いと思いますがレイトレーシングがどうしても必要などの場合は仕方ないと思います

 

無理矢理劣化させて旧世代機で動かすのはソフトの評価を損ねますから、そのような場合は潔く次世代機独占にすべきだと思います。

 

 

 

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